ガンケルは6回4安打1失点の力投で今季8勝目。前回19日は2回8安打7失点(自責6)と宿敵相手にKOされていた助っ人右腕は「しっかり投球フォームの修正ができた。いいリリースポイントで投げることができたし、そのおかげでシンカー、ツーシーム、スライダー、フォークがいいところにまとまってくれた」と雪辱の好投に満足顔だ。


矢野監督は「俺は正直、前回見たときに1週間後は厳しいかなと思った」と明かした上で、「金村と福原(投手)コーチが、状態的にはブルペンでもよくなってきていると。『もう1回いっていいんじゃないですか』ということを言ってくれてたんで。本当にみんなの考えをまとめながら、またガンケルがそこで結果を出してくれてうれしいです」と首脳陣の信頼に応えた助っ人右腕を称えていた。