(セ・リーグ、阪神3-0中日、22回戦、阪神12勝8敗2分、2日、甲子園)

阪神は先発・高橋遥人投手(25)が5安打7三振無四球の97球の熱球で、2試合連続の完封勝利を飾った。一回、ジェフリー・マルテ内野手(30)が2試合連続となる21号本塁打で挙げた3点を守り切った。矢野耀大監督(52)の一問一答は以下の通り。

-高橋は前回完封後の登板。

「本人もいろいろ工夫しながらね、その間の調整をどうするかっていうのもやりながら、何が一番いいのかを探してやってるし。結果から振り返っても、しっかりできていると思うんで。トレーナーもよく頑張ってケアしてくれてるし、大きな要因かなと思います」

-チームにとってこの時期にこういう投手が出てくるのは大きい。

「もちろんね、完封なんてそんなに簡単にできるものではない。それも2試合連続完封は力があってこそだと思うんでね。この時期に戻ってきてくれたのは大きいし、プレッシャーかけるわけじゃないけど、遥人が投げる時は絶対勝つっていうね。そういうムードを作ってくれる内容をみせてくれているので。残り試合、なんとか頑張ってもらえたらと思います」

-一回は中野がチャンスを作った。

「ワンアウト二塁もいいんだけど、ああいうところで一、三塁、一、三塁と勢いのある攻撃はうちの理想の形なので。どこもそうだろうけれど。そういうところで、中野がヒットでつないだのは大きいし、マルテがね、あそこでタイムリーを打ってくれと思ったけど、最高の形でホームランにしてくれたから。でも、あのあと点取れないのは課題がそこにあるかなと」

-この時期でも内容が大事。

「内容というか、みんながね、もちろん勝って、勝つことで上がるんだけど。きっかけの選手がほしいんで、そこでまた競争が激しくなってくれたらっていうところもあるから。サンズとジュニア(ロハス)を入れ替えたのもあるんで。そこらへんで、誰か出てきてほしいなと思います」