◆JERAセ・リーグ◆阪神-中日(1日・甲子園)


阪神が絶好の先制機を逸した。


0-0の3回。先頭の糸井、梅野が連続四球を選び、伊藤将の犠打で1死二、三塁としたが、近本が結果的には空振り三振に倒れた。


2ストライクからの3球目、左腕・笠原のインハイに抜けてきた141キロ直球が出しかけたバットをかすめ、そのまま捕手・木下拓のミットへ。飯塚球審はファウルチップだとジャッジして空振り三振となったが、近本は当たっていないと主張した。矢野監督もベンチを飛び出してリクエストを要求したが、セ・リーグのアグリーメント付録(19)の6「リクエストの行使が出来ないプレイは次の通り」の(1)投球判定(ストライク・ボール)、(8)審判員(塁審)より前方の打球(内野手より前方の打球)により、認められなかった。


続く中野も中飛に倒れて無得点。4連敗中の甲子園で先取点を奪うことはできなかった。