◆8月21日・中日戦の第4打席を最後に快音なし

野手の連続無安打記録に並んでいたドラフト1位ルーキー・佐藤輝明選手(22)は29日、本拠地での広島戦に代打で登場したものの左飛に倒れ、野手ワースト新記録となる「54打席」連続ノーヒットとなった。

スタメンを外れベンチスタートとなったこの日は、2点ビハインドの5回無死三塁の場面で、9番・青柳晃洋の「代打」で登場。相手先発の九里亜蓮と相対し、1ボールから真ん中高めの142キロに反応したが、やや差し込まれた当たりは左翼への浅めの飛球となり凡退。1993年にオリックスのケルビン・トーベがマークした53打席連続無安打の野手ワースト記録を28年ぶりに更新した。

佐藤輝は直後の守備には就かず1打席限りで交代。トンネル脱出は30日以降に持ち越しとなった。