(セ・リーグ、巨人3-4阪神、22回戦、阪神11勝9敗2分け、26日、東京D)


阪神が主砲の一撃とベテランの活躍で試合の主導権を握り、伝統の一戦を2勝1分けと勝ち越した。


0-0の三回2死走者なしから、大山が巨人先発・山口が投じた初球の141キロ速球を捉え、左翼席への今季17号ソロで先制。左翼席のキリンの看板直撃の一発で、大山は賞金100万円と「キリン・一番搾り」を1年分をゲットした。


五回には2死満塁から40歳の糸井が走者一掃の3点打を放って4点差をつけ、4投手のリレーでリードを守り切った。先発のガンケルは6回4安打1失点と好投して8勝目(3敗)を挙げ、4-3の九回に登板したスアレスは34セーブ目をマーク。佐藤輝は2四球を含む2打数無安打で、50打席連続無安打となった。


ナイターでヤクルトが中日に敗れれば、阪神が首位に返り咲く。