◆単一シーズンの野手ワーストは「53」、連続シーズンなら「59」


■巨人-阪神(26日・東京ドーム)


ルーキー・佐藤輝明内野手は25日の巨人戦に「7番・右翼」で先発出場、第3打席まで安打がなく、続いていた連続打席無安打が新人野手単独ワーストの「49」に伸びた。これまでの記録は1950年に山下健捕手が記録していた。


佐藤輝は2回の第1打席で四球を選んだものの、4回先頭の打席は三ゴロに倒れた。5回の第3打席は四球だった。


8月21日の中日戦を最後に安打がない。前半戦で新人左打者記録に並ぶ20本塁打したものの、一発も8月19日のDeNA戦を最後に絶えたままだ。深刻な打撃不振のため9月10日には1軍登録を抹消。23日の中日戦から再登録されていた。


野手の連続打席無安打は、1993年にケルビン・トーベ内野手が記録した「53」が最長。シーズンをまたいだものになると、岡田幸文外野手が2016年から18年にかけ記録した「59」がある。さらに投手も含めると、1964年から65年にかけ嵯峨健四郎投手が記録した「90」がある。