(セ・リーグ、巨人0-3阪神、21回戦、阪神10勝9敗2分、25日、東京ドーム)

阪神は高橋遥人投手(25)が九回1死満塁の窮地をしのぎ、5安打13三振で巨人相手にプロ初完封勝利を挙げた。

打線は七回の糸原健斗内野手(28)の2号ソロと八回の中野拓夢内野手(25)の2点打で終盤、突き放した。試合後の矢野耀大監督(52)の一問一答は以下の通り。

(テレビインタビュー)

-糸原の一発で均衡を破った。

「どこに入れても仕事をしてくれるバッターなんで。きょう試合前に『お前、今年ホームラン何本や?』という話を、たまたましていたんですけど。いいところでよく打ってくれました」

-八回の追加点は高橋の左前打と中野の適時打。

「遥人が投げながらね、あそこで出たというのも大きかったですし。拓夢も追い込まれながら2点タイムリーは本当にすごく素晴らしい仕事をしてくれています」

(囲み)

-最後はしびれるところ。

「遥人にもう任せるね。ピッチングをしてくれていたんで。任せようと思っているけどね。球数も増えてくるし、どうするかっていうのを、スアちゃん(スアレス)にも準備をしてもらっていたし、そういうのは難しかったけど。遥人自身がね、丸を三振に取って、最後の最後で、まあそういう気持ちで、あとはもう応援するしかなかった」

-投手戦で高橋の投球はどう見ていたか。

「申し分ないよね。同じ球種でも少し抜いたりとか本当にボールを操っている感じがすごくした。球の強さもあるから変化も鋭くなるし。それが三振の数に表れているしね」

-菅野に対して。

「反省としてはやっぱり序盤の初回の拓夢のところでね、最近しっかり決めてくれていたんだけど、あそこでしっかり攻撃のリズムっていうか(無死二塁で犠打失敗)。健斗がホント、追い込まれながらね、力というより完全に技で打ったバッティングだと思うんで。今日の遥人を見ていたら相手にはプレッシャーかけられる1点になったと思う」

-梅野のリードも工夫していた。

「リュウも一生懸命、投げる前の指示というかジェスチャーであったり、この球場はどうしても、ホームランはキャッチャーにはどこか頭をよぎるんで、そこもありながら、攻めるところはしっかり攻めて、堅くいくところは堅くいくっていう、リュウが引っ張っていたのも、しっかりあったと思います」

-シーズン最終盤に高橋がかえってきてくれたことは。

「もっと早く戻ってきてくれるに越したことないんだけど、あいつも一生懸命になんとかしようとしながらだったんで。それをわかっていたんで。その思いを投げるところで、本当にあいつ、おとなしいんだけど、マウンドに上がればいい意味で人が変わる。そういう気迫が出るんで。きょうの打席でもそうだし。そういう部分でもチームに与える影響はある投手だなって。今後のうちにとっても大きいし」

-また26日が大事。

「昨日もみんなで、拓夢のああいうナイスプレーや坂本誠志郎のキャッチや、みんなでなんとかして引き分けて、今日につなげられたんで。いつも同じになっちゃうけど、俺らの野球というのは全員でつなげてあきらめないとか積極性とかいろんなことが含まれているんだけど、そういうものを明日やり切るのが一番大事。明日もそういう野球をします」