「巨人-阪神」(24日、東京ドーム)


23日に1軍復帰した佐藤輝明外野手(22)が42打席連続無安打となり、セ・リーグ新人野手のワースト記録を更新した。


「7番・右翼」で2試合連続スタメン出場。2-0で迎えた二回1死の第1打席でメルセデスの前に左飛に倒れて40打席連続無安打となり、2020年の植田海が記録した2リーグ分立後の球団野手ワーストに並んだ。


2点を追う展開に変わった四回1死では2番手の桜井と対戦。空振り三振に倒れ、球団ワーストを更新した。


41打席連続無安打は、1955年の広島・藤井弘内野手に並ぶセ・リーグ新人野手のワースト記録。六回1死の第3打席も左飛で連続打席無安打は42に伸び、セ・リーグの新人野手ワーストを更新した。


佐藤輝は8月21日の中日戦の第4打席に中前打を放ったのを最後に快音がなく、9月10日にはプロ初の2軍降格。22日のウエスタン・広島戦で左越え2ランを放つなど状態を上げ、23日に1軍復帰を果たした。先発出場した同日の中日戦は四回に右翼ポール際への大飛球を放ったが、リクエストで本塁打判定がファウルに覆り、4打数無安打に終わっていた。