(セ・リーグ、中日2-1阪神、19回戦、阪神10勝8敗1分、22日、バンテリンドーム)


阪神は1-3番で7度出塁(5安打2四球)しながらも、八回のジェフリー・マルテ内野手(30)の適時打による1点に終わり、痛い1敗を喫した。試合後、矢野耀大監督(52)は佐藤輝明内野手(22)の1軍昇格を明言した。


-青柳は粘っていた。


「状態も、調子自体よかったと思うし。まあバッテリーで粘ってくれていたんで。打線やね、やっぱり」


-松葉はタイミングが取りづらかったか。


「そんなん、そんなふうには思わないけど、こっちの状態じゃないの」


-ヒットは出ているがつながりが。


「見たら分かるやん、かえすところがかえされへんからや」


-展開的にも序盤で取りたかった。


「まあまあ、いいところでな、上位がチャンス作っていいところで回ってんねんけど、そこでマルちゃん最後に出たけどさ、4、5、6(番)、そこがね、かえすところでかえせないっていうのは、形はできているけどそこでかえせないから点が入らないっていう。そこの状態がちょっと上がってもらわないと、という。ピッチャーが頑張っているんで」


-八回はたたみかけたかった。


「結果的にはそれはそうなんだけど…。又吉だって防御率見ても1点前半のピッチャーだからさ。そんな簡単にたたみ込んでいけるとは思わないけど。まあまあでも。もちろん、たられば言えば色んなことは出てくるけど、一つのことにスポットを当てられないような色んなところに原因はあるかなと思っている」


-2軍戦で佐藤輝が。


「うん、明日から上げる」


-期待するところは。


「まあ輝だけに期待するということはないけど、ファームに行って色んな気持ちの変化や、色んなことがあったと思うんでね。また輝らしくやってくれたらいいかな」


-状態は上がっている判断か。


「どこまでというのは分からんけどね。ピッチャーだって1軍と2軍ではレベルが違うんで。まあでも、こっちでいる時のような気持ちじゃなくて、何か色んなことをチャレンジしたり、また色んな人にアドバイスもらったり、そういう時間を経てまた戻ってくる。リフレッシュして帰って来てくれたらと思います」