阪神2軍はウエスタン・リーグの広島戦に逆転勝ちし、ファームの連勝記録を「18」に伸ばした。


1点を追う5回1死二、三塁、栄枝が3ボールから右腕・中村祐の真っすぐを捉え、左中間へ逆転の2点三塁打。続く遠藤が一塁内野安打で3点目を呼び、2死後、北條が左翼へ2ラン。9人攻撃で5点を奪う猛攻で勢いを見せつけた。決勝打の栄枝は「甘い真っすぐが来たら絶対に打ってやろうという気持ちでした。狙い通り、捉えることができて良かった」とうなずいた。


1軍と2軍の違いはあるが、54年南海と60年大毎の最多連勝記録18にも並んだ。平田2軍監督は「ほんとにね、選手には頭が下がるな。(5回は陽川の)四球から5点。野球の怖さを感じさせるゲーム」と振り返った。


14日からはゲーム差なしで首位争いする2位ソフトバンクと直接対決3連戦が控える。18年以来、3年ぶりのウエスタン・リーグ優勝へ、残り12試合も負けるつもりは毛頭ない。


<メジャーでは26連勝>阪神2軍がウエスタン・広島戦に勝利。7月30日から継続中のファーム最多連勝記録を18に更新した。1軍で54年南海と60年大毎が記録している、プロ野球最多連勝に並ぶ数字となった。大リーグでは1916年ジャイアンツの26連勝が最多。2017年にインディアンスが歴代2位の22連勝を記録している。