◆JERAセ・リーグ◆阪神1-8巨人(19日)


阪神がレギュラーシーズンでは甲子園で今季最後となる伝統の一戦を飾れず、連勝を逃した。


初回に糸原の適時打で先取点を奪ったが、先発・ガンケルが誤算だった。亀井、丸の連続ヒットなどで招いた1死二、三塁で前進守備を敷いたが、大城に二塁・糸原を強襲し、中前に抜ける2点適時打を浴び、逆転を許した。


さらに菅野のバントでガンケルは二塁に送球したが、遊撃・中野が捕球できずに一、三塁。ここで吉川にバックスクリーンへの3ランを浴びた。この回は坂本にも2ランを浴び、1イニングでは今季ワーストとなる一挙7点を奪われた。


打線も2回以降は、今季初対戦となった菅野にゼロ行進の惨状。15日のヤクルト戦から得点数が0、1、1と貧打にあえいでいる。


これで2位・ヤクルトに1・5ゲーム差、3位・巨人に2・5ゲーム差と迫られた。今季の巨人戦は9勝9敗1分のタイとなり、6試合を残すが、全て東京ドーム。16年ぶりのリーグ制覇に向け、今後も苦しい戦いを強いられそうだ。