<阪神1-0中日>◇18日◇甲子園


先発高橋遥人投手(25)が7回2安打無失点、10奪三振の好投で今季初勝利を挙げた。20年10月24日の巨人戦以来、実に329日ぶりの勝ち星となった。


0-0の6回1死二塁から、3番糸原健斗内野手(28)が一塁線を破る適時二塁打で先制点を挙げ、この1点が決勝点になった。


投打のヒーローとなった高橋と糸原のお立ち台での一問一答は以下の通り。


-まずは高橋投手から。329日ぶりの勝利。今の気持ちは。


高橋「素直にうれしいです」


-中日大野雄との投げ合い。


高橋「そこはあんまり意識していないので、前回試合を壊してしまったので、なんとか試合をつくろうと思って投げました(隣の糸原を見て笑顔)」


-中日打線にどんな意識で。


高橋「とにかく低めを意識して、あとは梅野さんのリードに思い切って、従って投げました」


-7回2安打10奪三振。振り返ってみて。


高橋「そうですね。まあ、できすぎかなと思います」


-甲子園の拍手を聞いて。


高橋「すごく気持ちいいです、はい」


-しびれる投手戦の中で糸原のタイムリー。


高橋「見てました。ナイスバッティン!と思って、でもそこで笑顔見せたら…。次集中しなきゃなと思ったので、また気が引き締まりました」


(糸原に交代)


-なかなか大野雄を攻略できない中、6回にタイムリー。


糸原「遥人がね、頑張っていたんで。なんとか先に1点という気持ちで打ちました」


-打った後、一塁でどんな景色が見えていた。


糸原「最近苦しい状態が続いていたので、なんとか今日は打ててよかったと思います」


-1-0のしびれる勝利。チームに意味は。


糸原「すごい、いい勝ち方ができたので。もう、残りの試合、落とせる試合はないと思うので明日からも頑張ります」


-残り30試合。ファンへ力強い言葉を。


高橋「え~と…、勝利に貢献できるように、また次も頑張ります」


糸原「最高のファンがついてるんで、僕らには。優勝に向かって頑張ります!応援よろしくお願いします!」