「ウエスタン、中日(降雨中止)阪神」(17日、ナゴヤ球場)


首位・阪神と3位・中日の一戦は雨天中止となった。2軍調整中の佐藤輝明内野手ら、ナインは室内練習場で汗を流した。平田2軍監督の一問一答は以下の通り。


(自ら切り出して)


「またレットイットビーやなあ。もうなるようにしかならんし、台風だし。これから悪くなるんでね、ほんと。レッドイットゴー。レットイットゴーや」


-明日の先発は。


「純矢(西)がいくんちゃうか。明日も天気悪いでしょ?純矢の規定投球回とか、小野寺の規定打席数もどうかなぁ。そういうことも含めてね、残り考えながらやってあげないといけないというところもあるしね。日曜は大丈夫やろ」


-今後は規定投球回や規定打席も考えての起用になる。


「村上がね、勝ち星と防御率と。防御率なんか差開いてるでしょ?やっぱり意識させなきゃダメ。1年目でこういう成績を踏んできたんだから。そこを意識してもらって、打ち勝つぐらいの。自分にいい意味でプレッシャーをかけながら投球するっちゅうのは、また彼の力になっていく」


-陽川の姿がないが。


「上行ったやん。どっかドロンしたみたいに言うて。今日、大野だったんやろ。だから陽川もチャンスがあれば、ということだったかもしれないし。そういう意味でライトもレフトも守らせたんだけどね」


-佐藤輝にとって、これからの2試合は1軍に上がるために大事になる。


「練習はいいんでね。昨日も言ったように練習でいろいろ悩み苦しみ、そして打ち込んで、ゲームではピッチャーと勝負する。そういったところでは気持ちの整理も含めて、悪くないし、楽しみだね」


-監督から見ても、打撃練習はよく見えたか。


「全然、問題ない。昨日はゴロのヒットとラインドライブだったかな。もう少し打球が、ヒットコースに行くのがいいんだけど、ああいうバッターは打球が上がらなアカン」


-本塁打が出れば。


「ホームランはというか、こうやってヒットも出だして、そのうちまあ、あの、焦らなくても大丈夫だから。君らは記事が欲しいからね。それでダメなら35打席ノーヒットとか書くやろ。そういうのがプレッシャー、でもそれがマスコミのあれ(仕事)。こうやって、今回もファームの連勝でも注目されることによって、選手の後押しや力になるんや、それを励みにしなきゃ。想像以上に君らのあれ(記事)は力があるんやで、プレッシャーというかさ。やっぱりね、パッと目に入るんやから、35打席ノーヒットとか、ファームで3三振とかな。それに、メンタル強くならなきゃ。掛布さんなんか、打てなくても掛布、4打数3安打打っても、最後に2アウト満塁、サヨナラってときに三振したら、『掛布大ブレーキ』なんて書かれてたから。それが阪神の4番。そういう中心選手になってほしい!」