(セ・リーグ、ヤクルト4-4阪神=九回規定により引き分け、19回戦、11勝5敗3分、14日、神宮)


阪神は大山悠輔内野手(26)が3三振を喫するなど、9安打11残塁2併殺の拙攻の末、ジェフリー・マルテ内野手(30)の3ランでドローに持ち込んだ。試合後の矢野耀大監督(52)の一問一答は以下の通り。


-なんと言ってもマルちゃん。


「いやー、ねー、その前チャンスで回ってきてたけどね、一個前のリクエストもそうやしね、際どいところやったから、打ってくれ打ってくれと思ったらホンマに打ってくれたね」


-想像はしていたか。


「想像はしてるけど、いろんな想像はしてるから(笑)、その中で打つって、しかもクローザーから打ってくれるのは、うちにとって引き分けは勝ちだと思うんで、うちの立場でいうとね、その中でホントにみんなのモヤモヤを吹き飛ばしてくれるような」


-展開的に負けてもおかしくなかった。


「あれだけこっちがチャンスがありながら、得点を前半からできずに、ツーアウトから、こっちは点取られてる嫌な流れやからね。流れをこっちに呼び戻すのは、できてなかったんで。どっかで点が入れば全然違う流れになったんだけど、試合展開的にいえば、あのまま終わってしまう方がもちろん高いんで、そこを同点に追いつけたのはすごく価値がある」


-大山のところで結果が出なかったが、マルテが振り払った。


「だから悠輔だけじゃないじゃん、そんなん。悠輔だけ取り上げたんなよ。マルテだって打ってないじゃん。最後打ったけど。打つときもあるやないか。悪者にするなよ」


-先発青柳は前回に比べて内容は良くなった。


「1点でも入っている状態ならいかすこともできたかもしれないけど、でも、心配あったんで。あそこでちょっと代えたけど。でも、工夫しながら投げたかなと思う」


-西勇の抹消は10日か。


「そうやね。そんなに長くかかるとは思っていない。10日でいけるだろうと思っているけど。今後の調整で変わる可能性はなくはないと思うんだけど、いったんコンディション整える方がいいのかなと思って」