今年も場外弾警報!19日からDeNA-阪神3連戦が行われる横浜スタジアムで、虎の大砲・佐藤輝明内野手が打席に立つ際、球場外に注意喚起されることが18日、分かった。昨年4月9日のハマスタで、佐藤輝は右中間席を越える場外本塁打を放った。翌日の同カードから通行人の安全面を配慮してアナウンスが実施されたが、関係者によると、今季も継続するという。

「ただいま、横浜スタジアムでは阪神タイガースの佐藤選手が打席に立っております。打球が場外まで飛び出ることがございますので、ご通行の際は頭上にご注意ください」…。国吉から放った推定飛距離140メートルの規格外弾は、球場のある横浜公園敷地内に着弾。矢野監督を「(右中間席最上部の看板の)鳩サブレーを越えたのは見たことない」と仰天させ、ウッズ、バレンティンらと同様に、注意喚起された。

佐藤輝もハマスタには「いいイメージはある」と、うなずく。初戦の相手先発・ロメロからは5日に甲子園で今季1号2ランを放っており、機運も高まる。「(勝ち越した)巨人戦でいい流れはつくれたと思う。雰囲気は変えずに、やっていきたい」。『危ない男』が3勝16敗1分けと苦境のチームを浮上させる特大アーチを描けるか。当面は2番での起用が続く方針で、初回の打席から目が離せない。