◆JERAセ・リーグ◆阪神1-3巨人(17日・甲子園)

阪神は今季8度目の逆転負けで、3連勝を逃した。2回に糸井がバックスクリーンへ先制ソロを放ったが、先発のガンケルが4回にウォーカーに逆転3ランを浴びた。ガンケルは今季3戦3敗。打線は3日にプロ初勝利を献上した巨人のドラフト3位・赤星をまたも攻略できず、7回途中まで1点に抑えられた。前回の対戦に続き、右腕からの得点は糸井の本塁打のみ。ルーキーの2勝はいずれも阪神戦となった。

チームは15日のカード初戦で「波」をキーワードに連敗ストップ。16日も今季初の連勝を飾り、矢野監督は「(連勝を)3つ4つとして、結果的にビッグウェーブに」と意気込んでいた。前の2試合に続き、円陣で自ら声出し役を務めたが、前日を上回り今季最多の4万1175人の観衆の前で虎ファンの期待に応えられなかった。