◆JERAセ・リーグ◆中日2-1阪神(12日・バンテリンドーム)


阪神は逆転負けで1分け挟んで4連敗。借金12となった。6回に佐藤輝が3号ソロで先制。先発・西勇が7回無失点と好投したが、1点リードの8回に2番手・湯浅が逆転を喫した。島田、山本、ドラ6・豊田と今季初めて先発出場の3人を加え、打線を組み替え。しかし、あと一歩及ばず、矢野監督は「あとはどう1点を取るかというところ」と頭を悩ませた。以下一問一答。


-西勇は粘って仕事。


「うん。らしさはね。しっかり出たと思うし。申し分ない」


-8回には4年目の湯浅を登板させた。


「まあまあ(西勇の)球数も増えてるしね。もう増えた中であのイニングいって途中から湯浅というよりも、頭からいった方がいいんじゃないかなということで」


-打線も組み替えた。


「いや何か変わるんであればね、やっていきたいと思うし。同じようにやってなかなか変わらない状況ではあったし、まあスタメンで出てないやつもいたんで。そういうところでは出たい出たいと思っている選手を使いながらどうなるんかなというところを見たかった」


-バントも決まり得点圏まで進めるがやはりあと一本がでない。


「まあ、もちろん、いいところもあるし。先発ピッチャーがこうやって抑えてくれているところで、こういう試合になっているので。あとはどう1点を取るかというところもあるし、7、8、9回をどう抑えていくかという課題ももちろん残っているけど。若い投手も俺自身も使ってるんでね。今シーズンの中で成長していけるような、湯浅もやられたけど、その悔しさを晴らすチャンスは明日にもあるかもしれないので。そういう気持ちできょうの経験を次に生かしてくれる投球になったらいいんじゃないかなと思います」