両チーム無得点の6回、中日・大野雄大の変化球を一閃


■阪神-中日(12日・バンテリンドーム)


佐藤輝明内野手が12日、敵地での中日戦で、先制の今季3号ソロを放った。2020年に沢村賞を獲得した中日のエース大野雄から一閃。広いバンテリンドームを物ともしない完璧な放物線に、ファンからは「うわやべぇ」「佐藤に、ナゴドとか関係ないやな……」と驚きの声が上がった。


19イニング連続無得点が続いていた6回2死だった。大野雄が投じた初球のスライダーをフルスイングすると、打球は鮮やかな弾道で右翼スタンドに飛び込んだ。自身2試合ぶりの一発で、重たい空気を一掃した。


開幕から大きくつまずいたチームを、若き4番としてけん引する。頼もしい一発を「DAZN」公式ツイッターも注目。ファンからは「お見事」「力で持っていった!」「これぞ4番って感じやな」「輝明くん完璧な当たり!最高!」などと称賛コメントが並んだ。