(セ・リーグ、阪神0-1広島、6回戦、広島5勝1分、10日、甲子園)
阪神は九回1死三塁の同点機に佐藤輝明内野手(23)、大山悠輔内野手(27)が連続して空振り三振に倒れ、今季3度目の完封負けを喫した。借金11となった矢野燿大監督(53)の一問一答は以下の通り。
-最後も形はつくったが。
「最後…。その前にいかなあかんよね。その前にチャンスもつくれるし、厳しいボールとかね、全然打てないというような感じには見えなかった。そこで仕留められなかったことの方がチームとしては課題かなと思う」
-個々で何とかしないと。
「もちろん、個々もそうやし、俺らもやれることがあると思うし。個々の調子を上げてくれと言うだけではね、ダメだと思う。俺らも何とか。何ができるか、声を出すとか応援するとかアドバイス送るとか、いろんなことがあると思うけど、そういうのを探してやっていくしかないんかなと思う」
-八回、九回も負けられない継投。
「そんなん当たり前でしょ」
-ガンケルは本来の投球(7回1失点)。
「低めプラス、コースにしっかり投げることがガンケルの投球だし、テンポも良かった。これで落ち着いて投げていってくれたらいいなと思っています」
-(広島の)遠藤は初回の立ち上がりを攻められれば(無死一塁で中野が遊ゴロ併殺)。
「まあ、そこだけじゃないでしょ。さっき言った通りやけど。別に初回だけじゃない」
-島田に1本(八回、代打で左前打)。
「そうやね、もともと島田もね。普通にいけばずっと1軍にいるような調子で来ていたんで。ここからスタメンで出るようなところまで上がっていってくれたら」
-秋山抹消。代わりは。
「まあ考える」
-秋山には状態を上げてもらって。
「いや、もちろん」
-(八回から登板した)湯浅、岩崎の順番。
「それはいろいろ考えてのこと」