大山悠輔内野手が8日の広島戦の4回に2号ソロをマークした。


0-3と3点を追う4回一死無走者の場面でこの日2度目の打席に入った大山は、カウント0-1から大瀬良の投じた甘いコースへのスライダーを一閃。左翼方向へ舞い上がった白球は美しい弧を描き、そのままポール際へと着弾した。


チームはもっか1勝10敗と最下位を独走中。この日も劣勢に沈むチームを、主砲の一撃が勇気づけた。ダイヤモンドを一周しベンチへ帰還すると、いつも通り控えめな笑顔ではにかみながらナインたちの祝福を受けた背番号3。「浮いてきたスライダーを一発で仕留めることができてよかった。1点ずつ返していけるように頑張ります」と表情を引き締めた。