高橋遥人投手(24)が「ビタミンの日」だった13日、鳴尾浜球場でトレーニングを行い、野菜の中でも特に栄養価の高いパプリカによるビタミン摂取を行っていることを明かした。多くを学んだ2019年を経て、プロ3年目は食事も野球人生も『彩り』あふれたモノにしていく。


ストライクの黄、そしてアウトカウントの赤のランプを灯すために…。このオフ、高橋遥は黄や赤のあの野菜に夢中だ。「ビタミンの日」に自身の『ビタミン事情』を問われ、こう胸を張った。


「パプリカとか、色がついているやつを。毎日食べています。トマトがちょっと苦手なので。パプリカで、という感じ」


ビタミンC、β-カロテン、ビタミンE、カリウムが豊富に含まれている万能野菜に、左腕エース候補も手を伸ばす。昨年までは独身だった青柳も「サラダに入れています」と自炊に取り入れていた。そして肉体『パプリ化』に成功し今季9勝(9敗)と羽ばたいた。食卓の彩りがそまま、野球人生の彩りにつながる。


寒空の下、キャッチボール、ランニングなどでせっせと汗を流した高橋遥。今年の漢字を問われると「『楽』と『学』ですかね。学ぶことも多かったですし、楽しんで野球をできた」。今季は3勝9敗。来季は花が咲くよう、食事面から種をまく。