私が今通っている病院にはウォーターサーバーがある。
今日は病院に着いたらおじさんがウォーターサーバーを不思議そうに見つめながら口をつけただけ位でコップを捨てていた。。

?と思ったが私も飲もうと思いレバーを引くと残尿の様な「ちょろちょろ」が。。命からがらのそれが5分1入った所で諦めてそれを飲んだ。

すると少しして次の人が使ったらもう「ちょろ」だった。もはやB-DASHだったかもしれない。

こうしてウォーターサーバーの水はなくなったのだ。
その次の人もレバーを引いた後スッと席に戻っていった。

あれ?これは言った方が。。
でも、受付の人達に言ったら、
催促というか煙たがられたり、厄介なやつ
と思われやしないだろうか、、。

でもおじさんやその他の人達は確かにお水を飲みたかったし、この後の人達が誰も言わなかったら今日は。。

紙コップは無駄に捨てられ、色んな人が、電車に駆け込んで目の前で閉まられた後の様なちょっと恥ずかしくて居心地の悪い感じになるのだろうと思った。

正直何の由縁もない、しかも大して困ってる訳でもない人達の為にやる義理はない。
ましてや看てもらう病院で、待合室で意見を言うなんて結構なカロリーではあるのだ。
だってこれからも通うわけだから、これを機に受付の人達から「水の奴」とか「水野郎」とか「サーバー」とか陰で呼ばれる可能性もある。

しかしこのままでは、水を飲みたい難民が。。
私は席から立ち上がった。
グラディエーターの心持ちで意を決して受付に言いに言った。

ゴクリ。

「、、、あのっ、、、ウォーターサーバーのお水がなくなってしまって、、」

すると受付の方は優しく
「あ、すみません!今取り替えますね」ニコっ

私も「はいっお願いします」ニコっ

自分の取り越し苦労が半端じゃなかったからかその女の人から後光が射していた。。

ただ私めちゃくちゃお水飲みたい感じになってるけど「ちょろちょろ」を飲んだし飲まなかった。

でも、取り替えられたてのお水を何人もの人が飲んでるのを見て
「わたしはこの村の人々を救ったのだ」というロールプレイングゲームの主人公の様な、何か不思議な高揚を感じた。

そして梅雨は湿気のせいなのか水が渇くようで、今もひっきりなしに水を飲みに来る。

なぜ飲みに「行く」ではなく「来る」なのか。

それは、、今私はウォーターサーバーの隣の席に座っているから。
わざわざ言いに言ってでも飲みたくて、水大好きですぐ飲めるから座ってるみたい人みたいだ。

受付の人が付け替える時もニコニコ会釈され「替えましたからどうぞ」と言わんばかりのアイコンタクトを頂いた。

こんな恥ずかしいことはないし、いよいよウォーターサーバーにちなんだあだ名や、診察来る度に、、
「おい!アイツ来たけどちゃんと水入ってるか?!」とか座った後
「飲むよ?飲むよ?はい飲んだ!」
と万引きGメンの様に目を光らせるのではないかと懸念している。

ただ、横で聞こえる飲んだ人がコップを入れる「 カラッ、トン」の音が何度でも私を気持ち良くさせてくれる。

そうさ!なんてったって私は水不足を救ったのだ!とウォーターサーバーのボコボコっと鳴る横でグフグフとほくそ笑んでいるのだ。


、、しかし全然呼ばれないなっ!

待合室でブログ一個かけちゃった。
森末慎二もびっくりだよね。

トイレも行きたくなってきたけど、行ってる間に呼ばれたら、、トイレ行って来ます!もなんか恥ずかしいんだよな。。

水なんて飲まなきゃ良かった!
えーん!