バレエを辞めた私が今さら口を出す問題ではないし、
かつては、私も大人バレエの方を教えさせて
いただいていたので、炎上覚悟で書きます。

私が大人バレエを教えていたときも、発表会となると
バリエーションが踊りたい、あの曲が良い、これは嫌、衣装が気に入らない、だから衣装替えて下さい、
お金払って発表会出ているんだから。。。
と、まぁなんとわがままな人が居たことかびっくりマーク

そして、私が指導の現場から離れて10年。まぁね、
大人バレエコンクールなんてのは、良いと思いますよ。大人からの方も真剣にお稽古しているのだし、
その成果は試してみたいでしょうからね。

でもびっくりマークコンクールそのものがビジネスでしかない
ように思える。
今は、小さな子たちもコンクールが主体で、
そして小さいのにすごく上手にバリエーション
踊っていて感心するのだけど、まだどう見ても
低学年ぐらいの小さな女の子が、タンバリンエスメラルダのバリエーション踊っているの観ると、どうも
違和感感じる。あくまでも私個人の見解です。
この、小さな女の子は、この物語を分かって踊っているのかな?と思ってしまう。
バレエは物語だから、バリエーションだけを踊るに
しても、物語の延長でありたい。

そして、大人バレエの方のなかにも、コールドは
嫌です、バリエーションかパドドゥしか踊りません。
そうやって、あちこちの舞台で踊るものだから、
指導者も踊る当人も、だんだん踊る作品がなくなって
くる。同じ演目だと飽きてしまう。
だから、マノンとか、椿姫とか、著作権?大丈夫なの?って言うようなものを踊っていたりする。

私は、The昭和びっくりマークの先生に教わり、昭和独特の
年功序列のレッスンを受けていたせいか、
今のバレエ界どうも違和感感じてしまう。

まぁ、だから辞めた部分もあるのだけど、思うに、
やはり、バレエが職業としてなかなか成り立たない
背景があるのかな、と思う。
星の数ほどのバレエ教室、少子高齢化、ビジネスとして成り立つためには、コンクールに出させたり、
まだ危なっかしい大人にポワント履かせて、
好きな曲を踊らせたり、それは生き残るためには
仕方ないことかもしれない。

私が教えていた生徒さんの中には、テンポが合わないから、上手く踊れなかった、男性がちゃんと
回してくれなかった、と、とにかくうるさい人も居たけど、音のせいでも、男性パートナーのせいでも
ないからねグラサン

みんながみんな、そんな方ではもちろん無いけど、
もう少し謙虚な気持ちにならないとバレエって
絶対上達しない。
自己満足の世界でしかないから。🩰