こんばんは。

最近、何か新しいこと始めたいなぁ

と思いまして。

なんか、定期的にこういう気持ちに

なるんですね。

まあ、仕事もしてないから(自営業は

手伝い程度だし…)、家事以外はする

ことがないんですよね。

安定してる趣味といえば、ダンス、バ

レエは習い事として通っていて、あと

は推し活ですよね。

鬼滅にちいかわ。

ここ1年で新たに見つけた趣味は、地

元のアングラ劇団の舞台鑑賞泣き笑い

逆に、やってみたけど続かなかった趣

味はピアノ、刺子、うつし絵でしょう

ネガティブ


そんな時、そういえば最近読書してな

いなぁと思いました。

学生時代は山本文緒さんが好きで…



20代は岡本太郎にハマった爆笑




30代は角田光代さんかな…



湊かなえさんもハマったなにっこり



30代ラストですごく好きな本に
出会ってしまったのが石牟礼道
子さんの「食べごしらえおまま
ごと」。


こちらは、石牟礼さんの子供時代
の食生活について綴ったものなの
で、おそらく昭和初期か…。
日本の昔の食文化が色濃く残って
いる時で、ひな祭りなどの年中行
事で、家族や親族が丁寧に行事の
ための食事を用意する様子や、そ
の時代の日本人の生活様式、しか
も今はもう失ってしまった日本人
の美徳について書かれているんで
すね。
それがもう詩のように美しい文章
なんです。
食のエッセイなのに、まるで食材の
鮮やかな色彩や香りなんかがリアル
に想像できてしまうような。
特に私が好きなのは、山から採って
きたウドの描写。
もう、この本は詩を読むような感覚
で、今のところ私の中でナンバーワ
ンの本なのです。
ちなみに石牟礼さんと言えば、生涯
水俣病に関心を持ち、「苦海浄土」
を書いたことで有名な方ですが、石
牟礼さんの書く文章の美しさにも定

評があるということを知って、石牟
礼さんの本を読むきっかけになりま
した。
美しい日本語が読みたい方、家族と
は、人間同士のつながりとは、あた
たかい気持ちになりたい方、おばあ
ちゃん世代がまめにこしらえていた
丁寧な食事が好きだった方には本当
おすすめですキラキラ

あとは、よしもとばななさんでしょ
…(小説よりエッセイが好き)


養老先生も好きなんですよねぇ。


養老先生、対談系が面白いですが、
特に建築家、隈研吾さんとの対談
が私は1番面白かったです。

だいぶ前置きが長くなりましたが、
こう振り返ると、最近はエッセイ
を好んで読んでましたが、小説で
新境地を開いてみようかなと。

そこで思いついたのが、煉獄さん
の声優、日野聡さんが最近出演さ
れているアニメ「烏は主を選ばな
い」、ご存知の方いらっしゃいま
すかね?

ざっくり言うと、昔の日本(平安
時代を彷彿とさせる)を舞台にし
たファンタジーなのですが、1人
の王族の跡取りを巡って、4人の
お妃候補が争いを繰り広げる話。
これはシリーズ化されていて、現
在アニメ化されているのは第2作。

ファンタジーってどうも食わず嫌
いだったのですが、この作者がす
ごい。
なんと若干20歳にして、早稲田大
学在学中に書いた女性!
群馬出身というのも親近感がわき
まして。
現在は30代前半だと思いますが、
20代で受賞もしており、これが
とても若い女性が書いたと思えな
いほどの世界観で、ファンタジー
にとどまらない、深い人間模様が
描かれていると紹介されてました。
この「八咫烏」シリーズの世界を
知らないなんてもったいないと言
われてるほど。
しかも、ファンタジーに興味がな
い人にほど勧めたいとまで言って
るし。
こうなったら、この世界を覗かない
わけにいかないなと思いまして。
アニメは第2作なので、これは第1
作から読む必要があるなと判断。
早速、第1作目の「烏に単は似合わ
ない」を買ってみました。



読んでみると…。
これがグイグイ話に引き込まれま
して。
さらに、平安時代の貴族の話のよ
うなので、きらびやかな着物や調
度品の描写、季節や自然の様子が
丁寧に描かれているので、花の香
りやお香の香りがたちこめてくる
かのような。
ファンタジーと言っても、がっつ
りではなく、レベル的に言えばま
さに鬼滅のような。
昔ならあり得なくはないかも、と
か、そんな世界もあったかも、み
たいなファンタジー食わず嫌いの
私でも拒否反応が出ないレベル泣き笑い

これはちょっとハマりそうです。
まさか煉獄さんの声優日野さんがき
っかけで、新境地に足を踏み入れる
ことになるとは。
何事も出会いって大事ですねぇ。

読んでいただきありがとうございました。