世間では、お盆が近付いていますが、憂鬱な気持ちになっているお嫁さんは多いのでしょうね。
義実家とのトラブルやあれこれをアップしている、他のブログを見させてもらっていますが、皆さん、ご苦労されているみたいですね。
私はと言うと、もう旦那のお義父さんは亡くなっており、お義母さんも施設に入居しているので、旦那の実家に帰省ということはしなくてもよくなっていますが、2人がお元気なころは、私達家族もお盆には毎年、帰省していました。
結婚当初、正社員で仕事をしていて、そのあと、割とすぐに妊娠した私を気遣って、義母は私を台所に立たせることはありませんでした。
皿洗いすら、した記憶はありません。
出産をした後も、私に料理をさせるとか、後片付けをさせるとかもありませんでした。
昔の家なので、台所が狭かったのもあるかもしれませんが、
義母は、「子供が大きくなったら、座ってられなくなるから、今のうちは座ってなさい。」と言って、私にゆっくり食事をさせてくれました。
初めのうちは、そんな義母の言葉がありがたく、お言葉に甘えさせてもらっていましたが、しばらくして気付いてことがありました。
義母は、私達が帰省して、みんなでご飯を食べましょうというときでも、絶対に食卓に座りませんでした。
これも、茶の間が狭いということもあったのかもしれませんが、せめて近くに座って、みんなと会話を楽しめばいいのになぁと思うようになりました。
「お義母さんも座って、一緒に食べましょうよ。」と、何度か声を掛けたこともあったのですが、「私のことは気にしないで。」と義母が言うので、(あぁ~、この人はこういう人なんだなぁ~)と思い、次第に声も掛けなくなりました。
そのあとも、食事の準備も後片付けも、私にやらせることはありませんでしたので、私は、義母は自分で段取りよくやるのが好きな人なんだと思い、あえて無理に手伝うことはしませんでしたし、手伝わないことを指摘されることもありませんでした。
そんな義母を、途中から、疑問に見ていました。
実家の母は、みんなでの食事のときは、必ず座って、食事を楽しみます。
そんな母を見て育ったので、私も必ず座ります。
時代が違うからと言えばそうなのかもしれませんが…。
「子供が大きくなったら、座ってられなくなるから。」と言われたことを思い出しますが、私は座って食べますよ。
義母は忙しいときに、時間がなくて、立ち食いをしたみたいですが(義母は武勇伝のように話しますが…)、私は忙しかったとしても座って食べます。
義母が生きた時代がそうだったということなのかもしれませんが、それが、台所のことは何もできない義父と旦那を作ってしまったんだと思いますよ、お義母さん。