PCR検査の陰性の結果が出て、一般の病棟に移った義母ですが、面会をすることは出来ませんでした。

 

 

でも、身の回りで必要なものは、私が届けなければなりません。

 

おむつやパット、ティッシュペーパーの消耗品から、パジャマや下着。

 

水とお茶も届けていました。

 

 

消耗品類は、初めは病院内の売店で購入していましたが、どうしても割高になってしまうので、何回目からかは、病院の近くのマツモトキヨシで購入していました。

 

(義母のお財布を預かって買っていたので、多少の割高は別によかったんですけどね…。)

 

 

ここまでは、病棟の看護師さんから言われて用意していたものですが、入院が長くなるにつれて、義母本人からも頼まれるようになりました。

 

髪が長くなってしまっていたので、ピンどめを頼まれましたが、これは看護師さんから許可が出ずに、ヘアゴムを届けました。

 

入院しているうちに、季節が変わり、持っていっていたパジャマが暑くなったのか、タンスの中のブラウスを持ってくるように言われました。

 

なぜブラウス?と思うでしょうけど、義母は肺炎で入院したわけですが、実は、入院中に病室で転び、大腿骨を骨折してしまい、手術をしましたので、リハビリのときに着ようとしたんだと思いますが、それも看護師さんに止められました。

 

汚れてしまう可能性もありますので、パジャマでお願いしますと言われました。

 

(当然です。看護師さん、ごめんなさい。)

 

 

 

 

そして、タイトルにある通り、義母に何度も頼まれたこととは、冷蔵庫の中身の整理と、通帳を持ってくることです。

 

 

かかりつけの病院を受診してから、そのまま入院をしてしまいましたので、冷蔵庫の中身を捨てて欲しいというのを、3.4回は頼まれたと思います。

 

義母の入院が長引くことは、予想されたので、これは入院してすぐにやりました。

 

 

あとは、「財布がないのよ」と何度も言われました。

 

それは想定内だったのですが、通帳を持ってきて欲しいとも言われました。

 

聞くと、入院費の請求書が病室に届いたので、支払わなくては…と思ったらしいのですが、入院中の義母が通帳を手に入れたところで、どうするつもりだったのだろうと思いました。

 

その時は、もう骨折していたと思うので、ベッドから立ち上がることは出来ませんし、何より、病院内に銀行ATMがないんですよね。

 

自分で出来るわけないのに、何がしたかったのか…。

 

 

財布や冷蔵庫のことは、「私が預かってますよ」「冷蔵庫は片付けてありますよ」と言えば、本人もすぐに「あら、そうだったわね。」となったので、よかったのですが、通帳については、私も少しショックを受けました。

 

自分の思い通りにならない体を、未だに理解できずにいるのかと思うと、「お義母さんも、こんなになっちゃったか…。」と思ってしまいました。

 

 

 

 

 

※中断していた、義母のお世話日誌を、再開してみました。

また、止まってしまうかもしれませんが…。

 

自分の頑張ってきた証として、最後まで投稿できればいいんですけど…。