今現在は、放射線治療とホルモン療法をしています。

 

 

ホルモン療法は、タモキシフェンを5年間服用する予定なのですが、乳腺外科の先生からは、婦人科を受診して、子宮と卵巣の状態を見てもらっていて欲しいと言われていました。

 

出来れば同じ病院で見てもらいたかったのですが、乳がんを見てもらっているのは、がん専門病院なので、婦人科は違う病院に行かなくてはなりませんでした。

 

 

今、通院しているがん専門病院は、自宅から30分くらいかかるので、婦人科は自宅から近くの病院がいいなと思っていました。

 

調べてみると、家からすぐの総合病院に、週一日ですが、婦人科の診察があるので、そこに行くことにしました。

 

(その総合病院は、通っているがん専門病院と提携しています。)

 

 

 

 

 

その日は、受付開始の時間に、初診の受付に行きました。

 

 

そのあと、婦人科の受付に行き、問診票を記入したのですが、乳がんの治療の経緯を書かなくてはなりません。

 

こんなことを言っては、本当はいけないんだけど、問診票に乳がんの治療中であることを記入することがすごく嫌。

 

 

 

 

先日、勤めている会社の健康診断があったのですが、既往症の欄に「乳がん 治療中」と記入しなければならない。

 

そして、その問診票は健診の多くのスタッフさんが見るわけですよ。

 

しかも、書いたところで、誰から何のフォローがあるわけでもない。

 

何のために、私は自分の隠しておきたい部分を書かされたのかと思ってしまいました。

 

 

話は逸れますが、その健診の心電図の検査で、胸に吸盤を付けるわけですよ。

 

私は、放射線治療中なので、胸に線は書いてあるし、赤みもある。

 

吸盤を付けること自体は、痛みがあるわけでもなく、大丈夫だったのですが、問診票には、「乳がん 治療中」と書いたのにもかかわらず、検査が終わったとき、吸盤を草でも引っこ抜くように、べりべりっと取られてしまったんです。

 

 

そんな無神経なこと、ありますか?

 

 

私は、とてもびっくりしました。

 

胸に線が書いてあった時点で、問診票を確認するのが普通ではありませんか?

 

確認して、「乳がんの治療、大変ですね」って、言ってもらいたいわけではない。

 

でも、いつもより優しく吸盤を取ってくれたら、長い治療の途中で、少しは温かい気持ちになれたと思うのに。

 

 

そのあと、継続した痛みがあったわけではありませんが、仮にも、医療に携わる人間が、することではないと怒りというか、悲しい気持ちになりました。

 

 

 

 

話を戻して…。

 

 

婦人科の受付では、記入した問診票について、事務の方からいくつかの質問をされました。

 

現在、痛みや出血などの自覚症状はなく、ただ見てもらいたいなんて患者は珍しいんでしょうね。

 

 

嫌な気持ちがありながら記入した問診票ですが、質問に答えなければ、先には進みませんので、乳がんの治療中で薬を飲んでいて、その影響が子宮や卵巣に出る可能性があるというので、定期的に見てもらいたいと伝えました。

 

 

診察では、記入した問診票の内容が先生に伝わっており、スムーズにこちらの意図が伝わったと思います。

 

あの嫌な診察の台に座り、がんの検査のほかに、エコーで見たり、触診などをして、診察は終わりました。

 

 

ここで書いたか分かりませんが、乳がんの手術前の検査で子宮筋腫があることは分かっていたのですが、筋腫は6センチの大きさであることが分かりました。

 

でも、この筋腫に関しては、経過観察ということになりました。

 

 

子宮頸がん、子宮体がんの検査の結果は、7月の半ばころに聞きに行く予定です。

 

乳がんの手術前の検査で、他臓器に転移はないと言われているので大丈夫だと思うのですが、また心配のネタができてしまいました。