2日目の琵琶湖にて、釣りの目的だったタナゴのタの字にすら見えなかった私は、傷心のまま一路高速道へ。スマホのGoogleマップを頼りに京都市の祇園のアパホテルを目指し、ようやく見知らぬ街の宿にたどり着くと(アパホテルの地下駐車場にたどり着いた時、スマホの電池残留は何と1%であった。ありがとうXPERIA!(`´))、既に夕方からおっ始めて居る二人の先輩のもとへ走りました。

琵琶湖くんだりまでトライアンフで走り、目的のタナゴが釣れなかった事を話すと、見た目に強面で、実は優しい先輩達は私に「まあまあ駆け付け三杯!」と日本酒を薦めてくれました(T_T)その日も祇園の界隈を楽しくはしご酒。ありがたく贅沢な一夜でした。

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↑京都よしもと演芸場の前にあるラーメン屋さんで〆のラーメン。芸人さんのサインが沢山在りました。

明けて研修3日目。

この日の宿泊先は名古屋市。京都市から東へとオートバイを走らせ、気になるスポットを見て行きました。

中部名古屋方面は午後から雨になる予報ですが、朝の京都は晴れていてツーリング日和です。

琵琶湖のさざなみ街道を抜けて彦根城を見学。国宝・彦根城は、1622年、井伊直継により築城、その姿を今に残す名城であります。小高い山の上に建つ天守閣は、四方を見回すには最適の場所。そしてその天守閣を支える、見ているとため息が出る様な石垣も圧巻であります。

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↑天守閣も勿論素晴らしいのですが、日本のお城のビューポイントは何と言っても石垣に在り。

天然の石で組んだ石垣は何百年と持ち応えられますが、コンクリートは数十年しか持ちません。

そう考えると、我々が今見ている「近代的な建物」は幾らスゲーだろと威張ってみても、すべからく近い将来、老朽化の波にさらされて数十年後には全て取り壊されて居て残らない訳ですよね。都庁にしろ六本木ヒルズにしろ、数百年先の人々は先の彦根城の様に、六本木ヒルズが六本木におっ建ってるのを直に見る事は不可能なのです。都庁なんか、も~既に老朽化しちゃって、かなり大変なんだって……現代人は、すぐ先に壊す虚しいものを、お金をかけてせっせせっせと造ってる訳ですな……諸行無常、色即是空……

そんな気持ちで彦根城を眺めて居ると殊更に古人の知恵を敬う気持ちになります。

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↑ようこそ令和!敬ってますって!(`´)