濃尾平野でタナゴに出会うと言う目論見が露と消え去った昨日の我々。

岐阜市で軽く飲んだくれ、気を取り直して本日は平野部では無く、山間部の長良川上流域に向かう事にしました。

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↑Yマーケット岐阜・エールエールクラフトビール専門店にて。


これまた当てずっぽうで、地図(ツーリングマップル)を見て、良さげな川を読み取っていく。

地図で良さげな感じでも、実際に行ってみるとクルマが停められなかったり、川面まで降りるのが困難であったり、しばし長良川周辺をウロウロ。

漸く、クルマも停められて川まで降りて行けるロケーションも抜群な素敵な場所を発見し、ウェーダーに着替えて意気揚々とガサるが不発、魚が居らひん(´-ω-`)

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↑非常に雰囲気は在ったのですが、肝心のお魚の影が薄くて。

小一時間でそのポイントは諦め、当ても無く次の場所へと移動。これもガサガサ紀行の醍醐味と捉え、あくまでも予定調和を遠ざけておりました、ええ、やせ我慢です(`´)ホントは、ここ行ったら絶対に○○が居るよって情報が欲しかったさ!

間抜けと言えばそう見えなくも無い、のろくさとクルマを走らせ、西へ東へ、右へ左へ、土地勘すら持たぬ我々がそうそうガサガサの好ポイントを探せる訳も無く、時間は既にお昼近く。

地図で見ながら長良川の支流に入り込み、クルマを降りて川の様子を見ると、何となく単調で、期待薄。出来たら浅瀬と淵が向後に点在する様な河川が我々からしたら、でらべっぴんさんな川って事になりまして。

しかし時間の限りも在ります故、とりあえずウェーダーに着替えてガサって、駄目なら何処かでお昼ご飯食べて作戦を練り直そうかって話ながらガサり始めたらこれが中々に吉と出ましたよ!(^3^)/

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↑関東では見られないアジメドジョウ。鮎が居る様な、綺麗な冷水に住んで居ます。頭が小さくて独特の模様が美しい。岐阜県の珍味のひとつでもあります。初めて見ました。この1匹で意気が俄然上がりましたね!(`´)

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↑イトモロコ(多分)これも中部地方の魚で関東には居ません。地味ですが綺麗で可愛らしい魚です。これも初めて見ました。

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↑清流の使者アカザ。これが居る川は自然の純度が高いと思います。

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↑居ないと寂しいヨシノボリ。これも現在は分類が進んで、地域差、個体差も多く興味深い魚です。

他にはニゴイの幼魚やカワムツ等が網に入りました。

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↑まあまあの捕れ高に、表情もほころぶ変態二人組。

初日の濃尾平野のタナゴには振られましたが、それでも知らない土地でまだ見ぬ魚達に出会えて大変に有意義な時間となりました(*´-`)

フィールドに出ると、失敗も数多いのですが、その中でも必ず、楽しい事があるものですね。