某市の夜を堪能した我々は、本日は朝から魚博士Nさんが学生時代にサークル活動でフィールドワークをこなして居た某河川にガサガサ予定。

ウェルカムドリンクが生ビールと言う素敵なビジネスホテルで朝食バイキングを頂いて、支度を済ませていざガサガサへ!(`´)

程なく現場へ到着。

すると森の中の駐車スペースに張り紙が。この時点で嫌な予感しかしませんなー。

「この駐車場は地主より許可を得た〈○○里山保全会〉が管理して居ます。駐車する方はサークル名を車に提示して下さい」

「サークル…?」「サークルって何じゃ?」「じゃあ〈爽やか呑んべえサークル〉とか〈変態日淡サークル〉とか書いておこうか…?」

Nさんが出入りして居た何年か前…5~6年前か、大分世間は様変わりしておった様じゃ。

張り紙に携帯の番号があったので、里山には入らないけど横の川でガサガサしたいから車を停めさせて欲しいと頼むと却下されました(笑)

なんでもその川に棲んでいる魚は「里山保全会」が放流した魚だから、捕ったりしたら駄目なんだって。

少し乱暴な理屈でしたが、里山保全会の皆さんは、日々里山の環境を守る為に努力をされて居るんでしょうから、他所から来た何処の馬の骨とも分からぬ輩にフィールドを荒らされたくないんですな、その気持ちは立場を替えたら分かると言うもの。

結局、ゴミとか捨てて去っていく連中が多くて、何処も現場は辟易してるんでしょう、釣り場が自治体に「釣り禁止」になるのも大抵はゴミ、あと考え無しの路駐が原因です。ひとの畑に野グ○するクソ馬鹿野郎が居るとも聞きました。俺のオアシスだった鮒釣りの池もそうして釣り禁止になりました。

外遊びはスポーツと違って審判も居なければルールも無い。自分の矜持と教養、フィールドへの感謝や畏敬の気持ちを持たぬ者はやりたい放題になりがちです。だからこそ人はフィールドに出る価値があり、フィールドでの態度はそのまんまその人間の本質を表す鏡だと俺は思います。

電話先の「里山保全会」の代表の方に突然の電話の非礼を詫びて現場を立ち去りました。

まあクルマん中では「セッコいなー!なんやねん!河川は国民共通の財産やぞ!!」とか悪口言いまくりましたけど(笑)