連日最高気温が10度に届かぬクソ寒い日の続く今年の年末、またまた某所に採集の小旅行に出掛けて来ました。

前回同様に魚博士Nさんと、今回初参加のMさん。朝8時半にNさん邸に集合し、高速道路の人となります。1時間程走り、目的地に到着。

前のガサガサ行で、地元の男性と雑談して、地理情報を得たのでクルマも前回よりポイント近くに安全に置けました。やっぱり地元の方とおしゃべりすると、有益な良い情報を教えてくれる事も有りますなあ。

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※都内の河川なのに、秩父の荒川より生物相も多様で水も綺麗なんだよな~…透明度も軽く2メートル以上ある。


ウェーダー(胴長靴)に着替えてポイントへ。この堰の深みに前回はナマズのデカイのが2匹居たのですが、今回は巨ゴイが居ました。

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今回、私は小さ目のカマツカが欲しかったのです。水槽で飼うとコリドラスみたいでめっちゃ可愛い…細かい田砂を底床にすると砂に潜り、自然界での行動を見せてくれます。

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それに比べてアカザはどうだ。

見た目可愛くて、前回初めてアカザを捕獲してエラく感動したのですが、夜行性の為に昼間は隠れて出てこず、餌も食べてるんだか食べてないんだか(心配)

たまに出て来ると、水槽内をヌラヌラ落ち着き無く泳ぎ始めて…

隠れて見えないか、出て来て世話しなくヌラヌラ泳ぎ回るかの二者択一!(;´д`)

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魚博士Nさんちのアカザは落ち着いて餌も良く食べてるみたいなんで、もう少し様子を見てみます。希少な魚だからって訳ではないですが、やっぱり大切に飼育しないと。


前回のガサガサで網が壊れてしまったので(10年以上お世話になった網でしたが…)今回、更に大きな網を新調しました。間口が広ければ魚が入る確率も高かろう、と思ったのですが、いざ現場で使うと大き過ぎて手返しが悪く、結果あんまり使い勝手が良くなかったですな…大艦巨砲主義破れたり(;´д`)

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殆どNさんの活躍で、今回も色々と捕獲出来ました!( ´∀`)(画像提供・Nさん)

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ギンブナ。日本の心、和の心・ギンブナです。備前焼の様な素朴さの中に美しさ、和やかさが有ります。有りません?

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ムギツクです。本来は関東には居ない魚です。鮎やヘラブナの人為的放流事業により拡散、定着した模様。飴の様なブラウンカラー、ボディのサイドのブラックのストライプがビューティー&キューティー。

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ニラミさんです。オヤニラミ。この魚もムギツクと同様の経路で西日本から関東に定着。しかし本来の西の生息地は、環境が悪化してその生息数は減って居ると言う皮肉(ToT)淡水魚には珍しいスズキ目の、小さいながらに威風堂々の肉食魚。

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アカザ。やはり可愛いらしくて得意なフォルム。49年生きてて今年っつーか今月、初めて出会いました。清流にのみ生息する希少種です。

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カワヨシノボリ(オス)第1背鰭が伸長して、体色もカラシ色の素敵な個体。持ち帰ったら黒くなっちゃった(;´д`)

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ジュズカケハゼ。ヨシノボリに良く似ています。これ東秩父にも居るんでが、昔は見なかった。これも鮎やヘラブナ等の有益な魚(地元に金が落ちて釣り業界も儲かる魚)の人為的放流に混ざって拡散したんじゃねえですかねぇ。

この他にカワムツ(幼魚)タモロコ、モツゴ、ミズカマキリ等が採集出来ました。

私はカマツカ(小)1匹と立派なヨシノボリを2匹連れて帰り、後の捕獲した魚は適宜、元の流れに帰しました。

少し寒かったですが、楽しい採集の1日でした!

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はしゃぐ49歳と27歳(^-^)v出会いを大切に(笑)


お疲れ様でした!(^3^)/