実家から徒歩で5分。秩父橋下の荒川に釣りに来ました。子供の頃は歩いて釣り出来る環境だったんですねー、恵まれてましたなあ(笑)

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↑秩父セメント第2工場。今は太平洋何とかセメントでしたでしょうか。


この場所は、小学4年~6年までは良く魚釣りに来た場所です。

秩父橋から200メートル位上流に「大岩」と子供達に呼ばれた高さ4~5メートルの大きな岩が在り(今でも在る)そこで小学生は、鯉やウグイをリール竿にセットした吸い込み仕掛けで釣るのが流行ってたんですよね。僕は当時は群馬からの転校生でしたので、権力が無く、1番鯉が掛かる1等地の「大岩近辺」は学年やクラスで1軍みたいな奴等が占拠していて、僕の様な転校生は2軍以下扱いでしたから、大岩から数10メートル下流の辺りで、他の在来の2軍の皆さんと一緒に竿を振って居ましたが…(´д`|||)

「釣りキチ三平」と言う秋田県の巨匠、世紀のハンサムボーイ矢口高雄先生の大ヒット漫画作品の影響で、当時の秩父では、小学生が魚釣りにかなり親しんで居たんでしょうねえ。今じゃ結び付きませんが、特に釣り大好きとかじゃなくても、サッカーとかソフトボールが得意なスポーツ出来る子も、放課後や日曜日なんか魚釣りしてたんです。まあ中学生になると部活の縛りが厳しいので川で遊んでる様なのは僕位になり、そこで晴れて1軍昇格出来る訳ですが(笑)

昔は秩父橋のたもとから川原に降りて行くと、上流の大岩までずーっと釣り人の付けたしっかりとした路があったんですが、今は魚釣りをする人も稀なのでしょう、路は存在しませんでした。

それもその筈。釣糸を垂れてみても魚がさっぱり釣れないやあ!

釣りの雑誌なんかをたまに開くと「荒川秩父市内。雰囲気は釣れそうな気配だが、実際は非常にシブイ」とあるがホンマやね(笑)

しかも掛かる魚もウグイとアブラハヤの2種類のみ。東秩父の槻川の何倍もの大きな川なのに、貧弱な魚種…

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↑アブラハヤ。埼玉県では非常に沢山居ます。

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↑ウグイ。ウグイも小さいのしか釣れませんでした。



水底の石を拾っても、川虫が槻川に比べててんで少ないですね。

幼き頃の思い出は、遠く忘却の彼方へと消えて行きました…(´д`|||)