カワサキFX400Rで自分には高回転型の
4気筒バイクは合わないと知った19歳の私は、17歳の夏、最初に買ったヤマハの単気筒バイクSRX-4を25歳で中古で再度購入する。

私が17歳で新車で購入した初期のSRXは前後18インチタイヤで、車重150キロと軽量な単気筒バイクにいい安定感を与えてくれた。今から思うに、この18インチタイヤの穏やかな性格が私には合って居たんですなあ。

しかし25歳の私はその18インチのマイナーチェンジ版、フロント17インチタイヤのSRX-4を購入する。

かねてから、腕が立つ乗り手なら侮れない速さで峠を走り回ると評判であった18インチタイヤのSRXに、当時の「レーサーレプリカ」TZR250の前後ホイールと大径フロントシングルディスクブレーキを移植し、そのコーナリング性能を高めたものがマイナーチェンジ版のSRXである。

当時の250CCクラス最強のTZRの靴を履いたSRX。より硬派に生まれ変わったその姿は凛として潔ささえ感じた。前後16インチタイヤで過敏な操縦性で懲りたFXから落ち着きを認めて購入したフロント17インチ版のSRX、乗ってビックリこいつもフラフラ落ち着きの無い過敏なオートバイに変貌して居たのであった(°Д°)

そりゃそうだ。TZRのホイール付けてんだから良く曲がる設定ですよ。「良く曲がる」設定が怖いのに、馬鹿ですねえ、もう1度18インチのSRXを買い直せば良いのに、「カッコいいから」ってまたFXと同じ間違いを繰り返す。

でも本当にカッコ良かったんですよね(笑)

しかし乗り味は初期のSRXとは別物と言う位にマイナーチェンジ版はフラフラしてやっぱり俺には合わなかったのです…。

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↑奥に居るのがロードスター。26歳頃か。ロードスターとオートバイがあれば基本幸せな私(笑)



そこにひょんな事からヤマハのオフロードバイク、DT200Rを、恩人と呼べる先輩から譲って頂く幸運に恵まれました。

2サイクルのモトクロッサーレプリカ、発売当時、ウインカー等保安部品を外したらエンデューロレースに即参戦可能とまで言われ、過激でならしたこのDT。

俺のオートバイの趣味からは遠く、相性が悪そうだった筈なのに、これまた乗ってビックリ。

DT200Rは、その過敏なスペックから想像するより遥かに、17インチのSRXより安心して乗れる素敵なオートバイなのでした。