11月の所謂小春日和がオートバイに乗るには最高に気持ち良いですねえ。それも平日の道の空いた昼間に限る。

暑くも無くて、装備をそれなりにして乗れば快適で。夏の人々の喧騒も過ぎ、更には自然も移り変わり。賑やかだった蝉も去り、コオロギやキリギリスも去った静かな11月。生き物達が出して居た音で、聞こえるのは野鳥の声だけですねえ、本当に寂しいなあ。

そんな中、トライアンフに火を入れて紅葉の秩父を目指す。熊谷から約1時間10分・その距離往復約90~100キロ。半日で行って帰って来られて、大して疲れもせず、オートバイに乗ると気分転換が出来ていい距離です。

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↑玉淀ダム。綺麗に紅葉してました。

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↑今年10年目を迎えたトライアンフ・ボンネビルT100。俺の現在の用途全てに丁度良くて飽きません。自然の風景にも良く馴染み控え目なオートバイだと思います。



平日の空いた、小春日和の田舎道を中年男が独り、トラを駆り秩父までオムライスを食いに行く(笑)自由が人生で1番貴重です。

秩父を訪れたらなるたけ秩父神社にお参りをする事にしております。秩父神社は小さいけれど、歴史は古く、明るくて空気が清らかでとても良いです。この日は境内の銀杏が綺麗でした。

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そして洋食屋「パリー」へ。

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70代のベテランのコックさん…つーかおいちゃんが1人切り盛りするお店。

ここの玉子を固く焼いたオムライスが好きなんや…中身は味の濃い目のチキンライス。ふわとろ?これは平成の女・子供の喜ぶオムライスでは無い。昭和のオムライス。「真・オムライス」仮面ライダーで言えばライダー1号・本郷猛。要するに藤岡弘、。

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そして「パリー」に訪れると必ず居る白いあご髭の帽子を被った山羊みたいなじいちゃんも来た。このじいちゃん、いつもパリーで昼酒を飲んで居て羨ましい。夏季はレモンハイ、今回は燗酒だった(*´ω`*)

漢のオムライスを頂き、勘定を払う時に山羊じいちゃんに「旦那さん、今日も昼酒ですか?羨ましい」と話掛けると「うん、でもお銚子2本に決めてるから大丈夫!」と力強く答えてくれました。


また来よう( ´∀`)