自衛隊モニターも残す所あと二カ月。
プログラムも僅かになって来ました。
今回は、籠原基地内の自衛隊隊員の術科教育の現場を見学しました。
籠原基地は、飛行機やヘリコプターが常駐して居る訳では無く、主に隊員の教育、通信、補給など
の目的に存在します。北は北海道、西は静岡県位までの隊員は、皆さん籠原で教育を受けます。
「術科」と言うのは例えば通信であれば、通信の基礎の電気の知識から教育する授業形態の事です。
様々な術科があり、ここでの教育で例えば普通高校卒業の新隊員も、専門校卒業の新隊員も、
卒業までに自衛官として必要な知識を等しく持つ様に出来て居ます。
隊員の方の授業を見学し、基地内の消防設備、救急救命、医療設備なども見学致しました。
これは平たく言うと、基地の中に病院と自衛隊所属下の消防署が有ります。
医師と専属の消防隊員が常駐して居ります。因みに大工仕事を専門にやって居る隊員も居て、施設
の管理、維持も内部で行うとの事です。基地内のアスファルトも、入間基地に専属隊員が居て施工
出来るそうです。歯科診療も基地内で受けられます。
後は基地内に農業と畜産があれば、この基地内で生きて行ける感じです。
航空自衛隊の隊員の方の制服が新しくなっていますが、旧制服も着れなく最後まで使うと言う事で
全部入れ替わるのに数年かかるそうです。
国から支給された品物は、その品物の命を全うするまで大切に使う、それを「官品愛護」と呼ぶ
そうです。これは官品で無く、私生活での品物との付き合いもそうありたい、良い教えだと思いま
した。
あとはお昼御飯に基地メシを頂きました。
大食堂で全員が食べるセルフ方式に成って居て、メニューは「定食」ひとつだけです。
以前、私が工場に勤めて居た時は、定食だけでもAとBの二種類、あとカレーとラーメンとうどん、
ダイエット定食とバラエティ豊かでしたが、自衛隊は有無を言わさず定食一本の様です。漢です。
因みにこの日はカキフライ定食でした。一食375円でございます。大変美味しゅうございました。
航空自衛隊熊谷基地では、平成25年度の基地モニターを募集中です。
20歳以上で日本国籍を有する埼玉県在住の方(議会議員、公務員は不可)で、防衛問題及び自衛隊
に関心があり、建設的な意見を述べて頂ける方。また、年間5~6回の基地見学を平日に可能な
方。
当店に資料がございますので、興味のある方はShot Bar toranoanaの店長、または
お近くの当店の広報部スタッフ(ホリエ)にまでお申し付け下さい。お待ちしております!