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 今年もまた、川本にある荒川河川敷の白鳥飛来地に白鳥を見に行きました。
  

 昨年も当ブログに書きましたけど、この飛来地の下流であんまり意味の無さそうな治水事業が
 行われており、河川敷にあったクヌギの雑木林をかなりの面積を更地にして、資材置き場に
 してらして、また今年も!まだ呑気に工事をやっておられました。
  

 去年は国土交通省の「白鳥に優しい工事を心掛けています」という白々しい看板がありましたが
 今年は無かった。
  

 だって飛来数が大激減してますからね。 
  

 コハクチョウもカモも、3年前、工事に入る前に比べるとホントに半分位に減ってる感じです。
  

 日本も一部、ドイツ等に見習って、土建族の都合でまっすぐにした河川を、また元の自然の姿に
 戻してる所が在るようですが、ここでは全く関係無い話の様です。
  

 近隣住民が困っている、本当に必要なら、治水事業は大事です。ダムやらはその手の
 工事技術の最先端で、国のレベルが分かる事業のひとつみたいですが。
  

 見ても分かるとおり、こんな水も大して無い荒川中流域に、なぜ今またご新規さんの堰をこさえ
 はるのか? 
  

 もう2年越しの工事ですよ・・。百歩譲ってもう少し小さな堰じゃあ駄目な訳があるんですか?
   

 「六堰」という取水堰が4~5キロ程上流にあるのだが、それでは足りないのか?
   


 そのまた15キロ程上流部には「玉淀ダム」もあるではないか。 
  

 一番腹が立つ税の使い方の一つです。 
  

 税の使う場所が違う、と直感的に思う。 
 
 
 駅前に24時間の託児所でも造ればいいのに。 
  

 盲導犬の導入に積極的になればいいのに。
  

 災害被災者の生活支援を迅速に、家を建て直す融資を国が無金利で貸してもいいのに。  
 

 国の自然を土建利用にしか見ない。 

 
 コンクリ漬けの河川を見ても酷いとも思わない。  

 
 川で遊んだ事もない、そんな人達が、この国の中枢でお仕事されているんでしょうね。