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 波久礼と書いて「はぐれ」と読みます。夜露死苦!! 
  

 丁度、熊谷や寄居の集落から見ても「町はずれ」にあり、長瀞、秩父方面からみても「町はずれ」
 の境界線的な地理にあります。
  

 だから「波久礼ーはぐれ」なんでしょうかね?  
 
 
 冬の1~2月の深夜などは、大体この辺を境に寄居方面は雨でも長瀞方面は雪に変わる事が多い。
  

 荒川の水を貯水する「玉淀ダム」のすぐ脇にあり、橋を渡って向こう側の地域は風布(ふうぷ)と
 いう地名があります。
    

 風布、てのも変わった地名ですよねえ、アイヌの言葉の響きの様に。 
  

 まあ時代の流れで見ると合併で消えていく地名なのかも知れませんね。 
  

 「昔はあの辺は○○って言ってねえ・・・」 今でもたまに聞く言葉です。
  

 「効率」の名で一元化すると多くのモノの見方の自由を虚勢していく感じがして大嫌いですね。 
  

 こういうのは市井の人がねばり強く口伝えで残していく事象のひとつかも知れません。  


 以前読んだ、ニホンオオカミの本に、風布峠の「送りオオカミ」伝承の記述がありました。
  

 5~6年前に騒がれた、ニホンオオカミの映像も秩父地方で撮影されたモノでした。
  

 以前は秩父の山には相当数のニホンオオカミが棲んでいたのでしょうね。 
  

 ちょっと気温が上がったので、かつてのオオカミの住処にトラで散歩に来ました。 
  

 駅のすぐ脇がR140で、ここから長瀞方面に向かう景色は「道・鉄道・川」が三位一体と
 なり、ブナの木が覆い被さる地点があるのですが、ここなどは新緑の早朝にオープンカーで
 走り抜けると大変気持ちがいいポイントです。
  

 久々の波久礼駅。 
  

 自販機が新しくなり、トイレが綺麗になってました。  

  

 次は電車で来ようかな!?
  
 

 がんばれ!秩父線!