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 「福よし」で向こう3年分の新鮮な魚介類を頂いた夜が明けました。

気仙沼に住んでいたら、毎日福よしに行けるのになあ・・・、と後ろ髪を引かれながら、
今日は出来れば立ち寄りたかった「遠野」へ出向きます、天気は上々。 

「遠野物語」といえば民族学の父、柳田國男ですが、藤田 朋子のヌード写真集でも
「遠野物語」と言うのがありましたな。

「遠野」といえば何かこう、不思議な民話のイメージが今なお息づいていそうな、そんな雰囲気です。

気仙沼から県道34でR343、R340と繋いで遠野郷へ。

R340沿いの気仙川は鮎師や山女魚狙いの釣り人が楽しそうに竿を振っています

どんな川かな?とトラを停めて覗き込むと、でかい鮎が綺麗な水の中にウヨウヨ・・・。

石に着いた藻を食む為、そこここでキラキラと魚体を反転させています。 

目を見紛う程、ブットイ山女魚?サクラマス?も数匹いました。ニゴイかと思う程でしたが、
上流からの漂流物にチョッカイだして反転する様は正に鱒類の動き。ウグイなんかもう、
デカイのが瀬にジャラジャラ群れているデハナイカ!!

「東北の川、どんだけ~~~!!!」 


竿はあるけど時間無し。 
 

泣く泣く遠野へトラを急がせました。

程無く憧れ(笑)の遠野郷へ到着。駅前でお蕎麦を戴き、しばしご主人に遠野のお話を伺い、
感慨もひとしおに辺りをトラでブラついてみると。

遠野はやはり不思議な空気感がありましたね・・・。

先入観でしょうか・・・・・?

河童淵、デンデラ野、小烏瀬川(こからせがわ)・・・。

訪れる事が出来ませんでしたが、キツネの関所、続石、さすらい地蔵、サムトの婆・・・。

義経と弁慶伝説も多く残る遠野郷。

またゆっくり訪れたい、すこし厳粛な気持ちになれる場所でした。

遠野郷からR107で一路、東北道北上JCTへ。

一関ICまで南下し、宮沢 賢治ゆかりの地で最後の寄り道です。

「猊鼻渓 (げいびけい)」という落差100mの、中国の水墨画の様な風景を、船頭さんの
川下りで楽しめる場所があります。

「SHINOBI」と言うオダギリジョーの映画のロケ地だそうですが、確かに浮世離れした
風景ではあります。

帰りは船頭さんが自慢の喉で民謡を披露。渓谷にこだまするその歌声はなかなかいいモノでした。

近所のセメント会社に、宮沢 賢治がお勤めをしていた(笑)事があるんだそうです。 

そして一関ICから羽生ICまで400キロを一気に帰り家についたのはAM1時30分(苦) 

都合2000キロ以上走った「東北イイカゲン旅」は無事終了しました。 

おおお・・・体中がイタイカッタ。