２日目・山形市～北上市泊

　月曜日の朝、目覚めると山形市内に雨音が・・・。　

朝の雨にはクラシックの旋律が良く似合う。　

ショパンの旋律を軽く口ずさむ私。何時しかその旋律は小林　麻美の佳作、「雨音はショパン
の調べ」にチェンジしていた・・・ショパアン♪アン♪ア～ン♪♪　

週間天気予報では火、水は晴れと聞いたが、突然使徒、もとい秋雨前線が東北上空に出現したらしく。

気象庁よ。まるっきり予報と反対じゃあないの。　

でもまあ秋田や青森は晴れらしい。　

予定ではＲ１１２を月山を経て日本海、酒田を経由し、Ｒ４７から最上川を眺めつつ鳴子、一関、
Ｒ２８４で気仙沼、そしてこんかいの旅の唯一の決め事、「福よし」で酒飲んで魚食べる筈でしたが。

オートバイですから、雨だとツマラナサが何倍なんで、とりあえず晴れてる所まで北上しようと
山形道から東北道、村田ＪＣＴを経て雨合羽装着で北へひた走りました。　

盛岡ＩＣで東北道を降り、早目に宿を探して市内の北上川で魚釣りでもしようと思ってました。

オートバイ好きの盛岡在住の小説家、斉藤　純の一文によれば、

「県庁所在地の街の真ん中の川に鮭が登ってくる。こんな街、なかなかいいじゃないか」　

という事ですが、街の真ん中の川に鮎も居るし山女魚も居る。素晴らしい環境だぞ盛岡。

しかしそんな盛岡ＬＯＶＥな私の心はＭＯＲＩＯＫＡには通じなかった。

市内のビジネスホテルは全て満員だった、何かイベント絡みらしかった。

東○イ○のフロントのお姉さん、嫌な感じだったなあ。困ってホテルの前で地図広げていたら、
追い払うみたいに、赤の駐車用カラーコーンを置きに来た。視線も冷たかった。何か恨みでも？

はいはい、すぐ出発しますよ。

仕方無く、今来た東北道を戻り、北上市で一夜過ごすことに。(盛岡より北には青森市が大きな街
ですが、１７０Ｋｍ先なんで慎重に考え４５Ｋｍ南下、後戻りしました)

盛岡ＩＣ近くの焼肉店「ぴょんぴょん舎」で冷麺を食べましたがこれが美味！！

冷麺を普段食べない私も目から鱗の美味しさ・・・。今まで私が食べていた冷麺とは
明らかに別次元ダ！！　

どんより曇った空の下、今来た東北道をもう一度通り、程なく北上市駅前のビジホに到着。　

昨夜の様に装備を外し、シャワー浴びて着替えて出撃！

北上市の夜は楽しかったです。信州の上田の様に、個人店の飲み屋さんが山ほどあるのです！

これも目から鱗の嬉しい誤算。

北上市も夜のお店マップはありました。やはりあると大変便利だし、親切な街そうでいいですね。