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夏の夜というのは不思議なもので、夜明けが惜しい気がする。

夏という季節は短く、ぼんやりしていたらあっと言う間に過ぎ去ってしまう。

熱い外気温のせいだろうか、呼吸ひとつするにしても、強い意志が必要な、そんな気がする。
 
今夜はお店のお客様に、随分と懐かしいアルバムをお借りした。

たまたま以前、そのアーティストの話題が出て、自分も随分と高校生の頃聞いたんですよ、
なんて話をしたら、わざわざ貸してくれたのだ。

CDに書いてある曲目を見ると、当時の記憶が鮮明に思い出せる。

少し早めに店を閉めて、いつもの帰り路を歩く。 


中央公園では、夜通し街路灯で明るい為、セミが昼間の様に鳴き続けている。
 
彼等の長い歴史上、日本の夜がこんなに明るいのも僅かにここ50年程か? 

街路灯の下には、飛ぶ力も木にしがみつく力も失ったセミが落ちている・・・・・・・・・・

(先週の40・9度の日、沢山のセミが道路に落ちていて驚いたが、スズメも一羽落ちていた
 んだよなあ・・・、熱中症かな?) 

・・・・・・・・・・・その近くの繁みの中では、秋の虫が鳴き始めている。

ロードスターに乗り込むと、早速お借りしたCDをかける。夏の印象が強い彼女。

彼女の溌剌とした歌声が車内に満ち渡る。いつからか、聞かなくなってしまった彼女の声。 

10代の少女の頃の彼女の声は底抜けに明るく、40代にさしかかる今の彼女は、明るい事は
明るいが、どこか月の光の様に寂しげな感じがしないでもない。

昨夜、ガスを満タンにしたロードスター。 

今夜はこの3枚組みCDを聞き終わるまで、ミッドサマー(笑)の夜を駆け抜けちゃろかい!?

羽生から浦和、外環道から首都高の夜景でも見て来るか?オープンカーで見下ろす帝都の夜景
それは美しい。 

しかしアレだな、ガソリンも大分値上がりしたし。隣に綺麗な娘が座ってるわけでも無し。

ちと眠いし。腹も減ったし。 


  ん!帝都観覧は止めとこう!!

 
1時間程、ほっついて、CD聞きながら口づさんで、缶コーヒー飲んで帰りました。