熊谷市内の某ホテルの、H支配人が当店に来て戴いたのは今年の2月から。
 
ご来店戴いたキッカケは、当店も会員になっている「熊谷商工会議所」の職員の方との会話から、
H支配人のホテルに当店の広告を置いていただけないか?とご相談させて戴いててからです。

 
 
例えば旅先で、「ビジネスホテル」に泊まり、フロント係りにその街の事を聞く。
 
美味しいお店(お寿司、居酒屋、名物料理店)地元のショットバー(必ず行きます)の事。
 
大抵、何処のビジネスホテルのフロントマンも、生きた情報を知らないのです。
 
まあどこの街にもある、商工がらみの機関が発行したマップがあればいい方で、(宇都宮と長野県
上田、松本は秀逸)他県出身のフロント係りなんかに当たると、その街の地形さえおぼつかない。
 
因みに熊谷市は、これだけ沢山の飲み屋さんがあり、私はそれが充分観光資源足りうると思
うのですが夜のお店の案内マップは無い。 

旅人には少し不親切な街かも知れない。熊谷は、元・宿場町と言う話ですが。 
 
ですがH支配人は、ビジネスホテルでありながら、そのテの、宿泊客が本当に満足するサービス
をどうやら目指している。
 
これは口で言うのは簡単だが、実際、それに近付けて行くには予算、チームワーク、何より
トップの人間的器量も、それなりのウツワでなければならない。 
 
 
トップが掲げたお題目に、下が皆着いてくるのか? 

 
人間、給料変わらなければ、余計な仕事は作りたくない。 


多分、人間、給料以上の仕事が出来るとすれば何らかの承認を得られる状況だと
いう事だ。
 
「承認」自分が、他人が、社会が、己を認めてくれる、この瞬間に、ひとは銭金と言う、
最高の価値を、決して最後の価値としなくなる。
 
「ありがとう」 
 
相手のこの一言があれば、ひとは結構がんばれるんじゃないか?


「お客さんが喜ぶ方がいいじゃん?300人、適当にこなすホテルより、100人に満足して
貰うホテルにしようよ」 
 

当店に、Hさんは若い経験の浅いホテルマンを連れて来ては、いつもそんな話をしている。 
 
 
若いホテルマンも遠慮無く意見、異見を言う。 

 
ざっくばらんな、Hさんの人柄が若い彼等のそれを導いているのだが、彼らは気持ち良さそうに仕事を、
未来を語る。
 

自分は組織が苦手で、ひとりで出来る仕事に逃げましたが(笑) 

Hさん達を見ていると、「チームワーク」もいいもんだな、と思い羨ましくなります。 
 
toranoanaも実は、私とお客様、みなさんの「チームワーク」で成り立ってるんですけどね。
 
ホント、お陰様です。