イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

こちらが、R156で白川郷から程近い、「世界遺産 五箇山、菅沼合掌集落」です。
 
白川郷より規模も小さく、こじんまりしていて、観光客も少ない様で、落ち着いて散策
したい向きはいいかもしれません。 
 
普段、住民の方々が生活されていますので(白川郷もそう)そろそろ田植えの準備で忙しそう
でした。これが稲が育つ、盛夏の頃だと稲穂の緑と合掌造りが目に美しく映るでしょうね。
 
ここもすぐ脇がダムです。人の生活に本当に必要なら仕方ありませんが、行政や業者の
都合で、河川に人工物を構築するのはもう止めた方がいい。 
 
お客様に岐阜県に遊びに行ったよ、と話をすると「岐阜県て何があるの?」という反応も
少なくありませんでした。確かにテーマパーク的な、商魂丸出しな施設は目立ちませんでしたが、
山と、山が生み出す水は本当に美しい、綺麗でした。ヒトもゆっくりで旅人に親切だったな。
 
数年前、長良川河口堰が、強引に建設され、無意味に長良川の河口を開け閉めし始めた時、
多くの「御用学者」以外の有識者が反対の声明やデモを展開しました。
 
事実、鮎やサツキマスの遡上に影響が出ている実感が、地元にはある様です。
 
その一方で、「それがどうした」と言う人も沢山居る様です。 
 
70年代、「富士山を壊して東京湾を埋め立てて、一大工業地帯にすれば国が栄える」 

「そんなに綺麗な景色が見たいなら、日本中をゴルフ場にすればよい」 
 
とのたまった内閣総理大臣がいましたが。 

この頃には、古いモノを大切にする、環境や野生動物、植物を大切にする、という感覚が
欠落していたのでしょうね、産めや増やせで転がりまわっていた時代。日本各地に残る
受け継がれてきたもの、自然の景観は貴重だと実感します。こういった時代をくぐりぬけて 
どうにか現在までその姿を残したわけですからね~~。奇跡的です。 
 
岐阜県は凄い!!今度は長良川周辺でゆっくり遊んでみたいですね。