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当店唯一の自慢(笑)がこの屋久杉のカウンターです。
 
私がお店を始める準備をしていた時、「ビーパル」という雑誌を何気無く買ったんですね。
 
当時私は「お店の顔」カウンターをどんな風にしたらいいか、とても悩んでいたんですね。        
そこに!来たコレ!!屋久杉専門の業者さんの紹介記事が!!  

「これだ!toranoanaのカウンターは屋久杉しか無い!!」と閃いたものなのです。
 
その時点で既に、内装業者さんとカウンターの打ち合わせもしていましたが、急遽電話で取り消しに。
  
次の日にはその屋久杉の業者さんを訪ねました。新宿からなんか乗り換えて20分位の街でしたか。 
 
「BARのカウンターに使いたいんですが・・・」
 
「店舗用というのは特に無いけど、いいの探しましょうか・・・」 
 
屋久島好きが高じてこの商売を始めたと言う、店主の方と良さげな板を見繕いました。

あの時、ビーパルを読んでなかったら、当店のカウンターは面白みの無い、普通の組木
カウンターとなっていた筈です。 
 
当店のカウンターは九の字に曲がっているので、2枚の屋久杉を使っています。 
 
一枚が450年モノ、長い方が1300年モノ。
 
当然、今生きている屋久杉は伐採出来ませんから、江戸時代に伐採して残った切り株の部分
利用しています。 
 
経営者って、自分の会社やお店に自分の色を出したくなるモノだと思いますが、このカウンターは
今でもとても気に入っていますねえ~~。

toranoanaにお越しの際は、どーぞナデナデしてやって下さい!!