え~、やっぱり「PRIDE」を運営していた「DSE」という会社が資金難から経営権を
アメリカで「UFC」と言うやはり総合格闘技を運営している会社に譲渡してしまいました。
 
フジテレビの地上波放送が一方的に打ち切られて1年持ちませんでしたね~。
 
「DSE」代表の榊原さんは悔しいでしょうね・・・。フジの株主はファッ×ンホリエモン
×ァッキンなやり方で乗っ取られそうになった経緯で、ビビりが入り、「DSE」を切り
捨てました。
 
そして「PRIDE」が10年間育てたスター選手も結果、アメリカ市場に流出してしまった・・・。
 
そんな満身創痍の榊原さんの元に、桜庭がワンマッチだけ帰ってくるという。
 
その相手は、かつて高田や高山、桜庭も所属していた「UWFインターナショナル」の田村 
潔司、その人だ。
 
何回も実現が熱望されは田村にスカされてきたこのカードが、こういう環境で実現というのは
正直、複雑だ。 

二人とも30代後半、全盛期は過ぎてしまった総合格闘家。
 
桜庭を太陽とすれば田村は月。しかしUインター時代にその将来を買われ、エース候補だった
のは田村の方で、桜庭は実力はあっただろうが地味で、誰にも期待されていない存在だった。
 
「プロレス」とは違う「実力の世界」を自ら持ち込みあっけ無くグレイシーに散った高田延彦。 
 
師匠、高田が全く歯が立たなかったグレイシー達を次々と撃破し、一躍スターになってしまった
「グレイシーハンター」桜庭和志。 
 
「エース候補」だったが総合格闘技の世界では目立つ実績が残せなかった、そしていまだに
「UWF」の3文字に、プロレスにおける純文学にこだわる桜庭のかつての先輩、田村潔司。 
 
そして時は過ぎ、一時袂を分かっていた高田と田村がまた出会う。PRIDEのリング。高田延彦引退試合。
 
その引退試合、高田を左フック(だったか?)で葬り去った田村潔司。 
 
桜庭はいつも「日本人とはやりたくない」と発言していたが、「田村さんは別」らしい。
(ミノワも別だと言っていたが)桜庭とはいつでもやれるけど、自分の中でまだ「時期じゃない」
といい続けてきた、田村がついにOKしたのも私には驚きだった。 
 
この二人の対決は大晦日ですかね・・・。私の予想では桜庭が十字で一本!かな。(笑)