精神年齢高めこじらせ系小5男子と、陽キャで朗らか勉強全然ダメ小2女子の記録とボヤき趣旨の都内アラフォー共働きブログです
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先週だか先々週だか新小6ジョージが社会でミッドウェー海戦まで学んできたようなので、先日の連休3日目は「男たちの大和」を家で鑑賞しました
ミッドウェー海戦から日本の負け戦が始まりましたからね…(たしか)どちらにしても戦争はおやめいただきたい。不幸しか生まねーわ。
で、ほぼ20年前の映画なんですね…
自分が映画館で観たのが20代前半というね…。
時の流れが恐ろしい(笑)
マツケンも蒼井優ちゃんもまだあどけなさが残ってて可愛い国民の日常生活に関してもところどころに散りばめられていました。(実際はもっと貧しかったと思うが。)
そして映画ゆえ、かっこいい俳優さん、綺麗な女優さんやセットを使っているため、実際はこんなもんじゃないというのは重々承知なのですが、「当時の空気感」を少しでも子供たちに感じてもらえればと思い観ることにしました。
自宅というのと子供なので、ウロチョロしたり、どこかへプイッと行ったりしてしまいますが、概ね、観たかなと思います。
※※以下、ネタバレあり。
■小6ジョージ大和戦闘シーンに関して。
ジョージは「アメリカの飛行機なんて撃墜しちゃえ」
と子供らしい発言もありましたが、
「アメリカの人達もアメリカにお父さんお母さん、奥さんや自分の子供も残して闘っているかもしれないよ。」
と伝えると、
「改めて戦争はしちゃいけないね…。」と呟き黙って何か考えているようでした。
■小6大和沈没後に関して。
ジョージは大和沈没後に主役のマツケンが友達の西くんのお母さんに会いに行くシーンでジョージ心折れる。
マツケン「立派な最期でした!」
西くん母「自分だけおめおめ帰ってきて恥ずかしくないのかね。」
のようなやり取りがあります
これはキツい。
お母さんの心情を慮ってもマツケンにはキツい。
私も20代前半でこのシーンを観た時に絶望感パなかったです。
「俺がお母さんだったら同じようにマツケンに酷いこと言っちゃうかもしれないな。だってなんでうちの息子は帰って来なかったんだって思うよね。子供が死んだってことを受け止められないかも。」
うん、そうだね。
でも人の心を殺すには十分な言葉でした。
当時はお国のために死んでナンボだったんですよね
いやー、ないわ。
恐ろしい世界だよ。
国民をコキ使うことではなく、活かす政治をしてくださいよ。(今もたいして変わらんが。)
映画のところどころでコソッと「死ぬな」とか「命を大切にしろ」と言う場面があります。
ちなみに上官や上層部にバレたらボコボコにされます。下手したら罪になります。だからコソッと言うのです。
■小2あーみんの全般感想
「にほんがアメリカとせんそうしてたなんて…」
とショックを受けていました。今は我が子の公立小学校も外国人のお子様がそこそこいます。ひぃおじいちゃん同士、同じ戦場にいた可能性もあります。
ゾッとするわ。
今回の目的としまして、ジョージには昭和前半のイメージを持ってもらえたと思うので社会を勉強するにあたって役立てられるかなとおもいます。
※大正は鬼滅、江戸は男女逆転の方の大奥を観ました。あくまてイメージですからね
とりあえずなんとなくではあると思いますが、昭和前半について日本の空気感を学んだ兄妹なのでした