4月になり、もしかしたら、あなたの職場にも新しい人が入ってきたりしたかもしれません。
希望に燃えた新しい人を、
さらに希望に燃え、やる気にさせるのか、
燃えた希望の灯に冷や水を浴びせて消してしまうのか、
あなたの態度や言葉にかかっているかもしれません。
職場に入ってきた新しい人に限らず、
色々な場面で私たちは、人を動かしていく必要があります。
仕事で取引をまとめるのも、
政治家が選挙民を動かすのも、
家族の絆を深めるのも、
友情や愛情を深めるのも、
大きく言えば、
「人を動かすこと」
と言えるでしょう。
さて、人を動かすことには、色々な要素があるので、
これを語りだせば、いくらあっても足りないのですが、
今日は、そのうち、
「人を動かす言葉」
について考えてみたいと思います。
これも色々あるのですが、
人を動かすときに、やたらと長く話をする人がいます。
絶対とは言いませんが、多くの場合、
「長い話は残らない」
のです。
自分自身のことを振り返って見られたらお分かりだと思いますが、
長い話、心に残ったでしょうか?
ほぼ残っていないと思います(笑)
しかし、不思議とこれをやる人が多い。
そう、人を動かすのは、いつも
「短くて力強い言葉」
なのです。
歴史を動かした偉人たちや、
名コピーライターたちは、短く、力強い言葉を上手く使ってきました。
明治期には、
「富国強兵」
「和魂洋才」
という言葉が日本人を動かしました。
昭和の時代は、
「三種の神器」
を国民は欲しがり、
「もはや戦後ではない」
という言葉が、人々のモチベーションになりました。
人を動かしたいなら、
もう、長く語るのは、やめましょう。
それよりも、
「短い言葉に力を込める」
のです!