つまらないことに心を動かされる | クボカワジュン (トラちゃん)

クボカワジュン (トラちゃん)

不可能を可能にする魔術師。著書に「自宅パワースポット化計画」「スピリチュアル経営学」などがある。連載:「手作り保育応援マガジン ひろば」イオンスクエア心理テスト。元総務省電気通信研修所講師 元ミューズ音楽院講師 行政書士有資格者
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占いで会社役員の運勢を鑑定し、ビジネス知識を駆使して会社を成功に導く占いコンサルティングNO.1の窪川です。

昨日、「沈まぬ太陽」を見てしまいました。
普段テレビは週に1時間も見ないんですが、山崎豊子作品はどうも引き込まれてしまいますね。

昨日1日で1カ月分テレビを見てしまったことになります。

「沈まぬ太陽」のストーリーは各自感じて頂くとして、ラストでこんなことを言っているんですね。
ちょっと表現は違ったかもしれないけれど、趣旨を感じとって下さい。

「以前、取るに足らない事を気に病んでいた自分を恥ずかしくさえ思うのです」

辛酸をなめつくし、あるレベルに達するとそんな境地に達するのかもしれません。

最近感じるのですが、つまらないことで感情を大きく左右される人が非常に多いですね。(かつて自分もそうだったですが。)

つまらんことに心を動かされなくなって本当に良かったと思います。

子供や若者なら別にそれでも良いでしょうが、ある一定の年齢に達してからそうだとそのみっともなさは目を覆うばかりです。

ちょっと前にこんな人に会いました。

複数人で食事をして、もう帰ろうかという時に会社も定年になるような年齢のその方は同席していた人にいきなり怒りだしました。

あんまりいきなり怒りだしたので、最初怒っているのではなく冗談で怒っているマネをしているんだと思ったほどです。

あとから聞いてみると同席していた人が断りもなくタバコを吸っていたのが失礼だとか、なんかそういうことだったらしいです。

彼は彼なりに食事をしている2時間位の間我慢していたのかもしれません。

大企業で管理職を務め、60代も後半になってこの程度の精神状態なのか、と考えさせられました。
この人が特別なのか、その会社にはこういう人しかいないのか分かりませんが、いずれにしても部下や同僚は大変だっただろうな、と思いました。

自分はこうでなくて良かったと思いました。


ここまででなくても、つまらないことに感情を動かされている人がとーっても多いですね。
例を挙げればいくらでも挙げられますが、これだけにしておきましょう。

もしかすると現代日本人には、一部の人を除いて辛酸が足りないのかもしれないな、と思った次第です。