ユーロドルは昨年つけた1.12付近のピークから下落も、年初来安値は1.06と上半期は1.09台との間の狭いレンジ。


週足で見ると三角持ち合い形成中。

サポート付近でうろうろしてるものの、来週はフランス選挙の1次投票もあり、もしかしたら持ち合いを抜けて方向感が出てくる可能性も。

1番のリスクシナリオは、ルペン候補の極右よりも左派連合が勢力を伸ばして、フレグジット(EU離脱)が現実味になることか?


ユーロ相場が先週落ち着いてるのは、おそらく勝利するであろうルペン候補が、マクロン大統領に政権で協力すると言った、現実路線を出してるから。


ただ、財政悪化懸念で、トラスショックのようなユーロ売りになるには、実際に政権取ってからの手腕でしょう。

あとはECBが追加利下げに踏み切るか?


テクニカルでは、ユーロドルは、1.06前半に下抜けするか、1.08後半に抜けないと方向感出ないかなというところ。



ドルインデックスはじわじわ下値切り上げており、106後半抜けると、アセンディングトライアングルで上昇。つまりユーロドルの下落を示唆するわけだが、果たしてどうなるか?