
え〜小噺ですがね。
巷には色んな商売、生業ってぇものがあるというお噺。
夏の暑い盛り。
道具屋の店先を、何やら呼ばわりながら通るヤツがある。
「え〜夕立ち屋でござい❗️夕立ちの御用はございませんか」
思わず呼び止めた、道具屋の主。
「おい、夕立ち屋さん」
「へいへい、毎度有難うございます」
「初めて聞いたが、夕立ち屋ってぇと、サッと一雨、降らしてくれるのかい❓️」
「ハイ、左様で。今日みたいな暑い日は気持ちがようござんすよ」
「よし、分かった。銭を払うから一つ頼むよ」
「へい、畏まりました」
徐に懐から扇子を取り出した夕立ち屋。
それを展げて、サッと扇ぎます。
すると、あ~ら不思議。
すわ大変と道行く人々が駆け出すと…パッと止んでしまいました。
あとには、先程までの暑さが嘘のような涼しい風。
「こりゃあイイや。いや有難う。しかし…こんなことは人間業じゃできねぇ。夕立ち屋さん。あんた一体何者だい❓️」
「へぇ、実はアタシは龍でございまして。夏の間は、これで稼がせてもらってやす」
「龍かぁ〜どおりで雨を振らすなんざ朝飯前のコンコンチキだぁな。でもよ〜夏は夕立ち屋で稼ぐとして、冬はどうしてんだい❓️」
「へい、冬は息子の子竜がお世話になっております…」
噺の意味が分からなかった方、また読み返してみてね〜🙋

