萩の観光客は二倍に増えたとガイドさんは言う。
最初に伊藤博文の別邸を訪ねた。
木造建築の粋を集めている豪華な屋敷。
東京の大井町にあったものを移設したもの。
中庭には明治天皇から贈られた新築祝いの大石灯籠が鎮座。
そこに皇室の菊の紋と、伊藤家の家紋が半分ずつくっ付いた紋。
天皇は神と畏れられていた時代に贈られた破格のモノ。
当時は超格差社会だったと推察される。
隣接する松蔭神社は人でごったがえしていた。
修学旅行生が居ると、彼等に占領されてしまう。
ところで先生は生徒に、松蔭をどう教えるのだろう?
反体制派の親玉で、テロ集団の頭領でもある松蔭を?
愚生、松蔭神社は三度目である。
今迄見なかった吉田松陰歴史館に入った。
蝋人形70余体で歴史的瞬間を見せていて解りやすい。
ここで、昨日見えなかった野山獄の高須久子に逢えた。
獄舎は独房で実に狭い。
風呂などはあったのだろうか?女性であるのに・・・。
出口で、山口の生んだ総理7人が見送ってくれた。
伊藤博文、山縣有朋、桂太郎、寺内正毅、田中義一、岸信介、佐藤栄作。8人目は安倍晋三である。
戊辰戦争で敗者の会津以北は一人も総理が出ていない。
明治維新は未だ日本を引きずっているのだろうか?
会津っぽは、未だ長州へは旅をしないと言う。
少し離れた所にある松蔭誕生の地と墓を詣でた。
そこは小高い丘であり、平地は少ない。
半農と言われた杉家に、畑が出来ただろうか?
今でこそ道路があるが、下の平地までは1km程の坂道である。
この小高い丘で、よく井戸水が出たものと思われる。
何故平地を避け、こんな辺鄙な所に住んだのか?
たが見晴らしは抜群に良い!
萩城下を一望にして、その先に萩城の指月山が望まれる。
いうなれば、別荘の気分である。
その地名を、団子岩と言う。
謎に出会う 寅次郎
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